ぐるっと流山 キッチンよつばで朗読会

ページ番号14696 更新日 平成21年8月24日

キッチンよつばで太宰治朗読会 「きりぎりす」と「葉桜と魔笛」の2作品

太宰作品の朗読会

 8月24日月曜日、初石公民館の「キッチンよつば」で朗読会が行われ、約50人の太宰文学ファンが、「耳で読む太宰作品」を楽しみました。文豪・太宰治生誕100年を記念して、8月3日から定期的に開催しているものです。今回の朗読者は、杉江悠子さんと菊地麻冬さんのおふたり。


太宰作品の朗読会

 おふたりは、1992年に劇団グループ陽気妃を結成。旗揚げ公演「楽屋」から10年間「珍釈・源氏物語」、「頭痛肩こり樋口一葉」、「14歳」など毎年定期公演活動を続けました。10年間の活動後、杉江さんは、キッチンよつばの指導員として活躍、菊地さんは陽気妃解散後も地域で演劇活動に取り組んでいます。


太宰作品の朗読会

 菊地麻冬さんが朗読したのは「きりぎりす」。「走れメロス」や「東京八景」などと同じ昭和15年に発表された太宰32歳の作品です。続いて、杉江悠子さんが朗読したのは第二次世界大戦が勃発した昭和14年、太宰が31歳のときに発表した「葉桜と魔笛」。死を前にして、現実と空想の世界を微妙に揺れ動く少女の心理を描いた作品です。


太宰作品の朗読会

 この日は、8月1日に森の図書館で朗読会を行った朗読グループ「こもれび」の皆さんもいらしていました。こもれびの皆さんの次回の朗読会は10月3日に森の図書館で開催されます(問い合わせ 森の図書館04-7152-3200)。市内では朗読がブームになっています。9月から市生涯学習センターでは朗読講座も行われます。朗読講座についてのお問い合わせは生涯学習センター04-7150-7474へ。


太宰作品の朗読会

 この後、キッチンよつばの朗読会は、9月14日月曜日に、坂下日出美さんの朗読で「おさん」、9月28日月曜日)には、今回と同じく杉江悠子さんと菊地麻冬さんの朗読で「駆け込み訴え」、「魚服記」と続きます。お問い合わせは軽食喫茶「キッチンよつば」04-7154-0341へ。


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