ぐるっと流山 さわやか健康ボクシング

ページ番号14694 更新日 平成21年8月10日

さわやか健康ボクシング教室 流山高校で始まる

女性も多く参加

 8月9日日曜日、流山高校で同校と公民館の共催による「さわやか健康ボクシング教室」が開催され、約50人の受講生が汗を流しました。毎年、小学生から中高年まで参加している人気事業で、ことしで9回目。現役の高校生はもちろん同部活のOB、そして同教室の卒業生らが指導にあたってくださいます。平成17年度には、この教室を卒業された方々の有志によって流山市体育協会ボクシング部(大島孝之部長)も設立され、同教室で初心者の指導にあたるなど、「学習成果の地域還元」も実現されています。


整列して自己紹介

 千葉県は、ボクシング王国と言われ、流山市をはじめ習志野市、鴨川市、千葉市などで市民のボクシングが盛んです。指導に当たってくださっている小林信次郎さんは、来年度、県内で開催される千葉国体ボクシング競技のヘッドコーチとして天皇杯を目指して、千葉県選抜チームの生徒と汗を流しています。5月27日水曜日に流山高校で行われた「めぐり合いのチャンスを大事に」と題した小林教諭の講演会でも「高校チャンピオンも、世界チャンピオンも育てたし、育てられなかったのはオリンピック金メダリストだけ」というボクシング人生が語られました。また、同校ボクシング部からは、ことし、市村勇気選手と秋谷健太郎選手がインターハイに出場しました。


ミット打ちの練習

 バンテージの巻き方から始まり、次々と相手を変えて握手しながら自己紹介をしたり、相手の身体に触れたら勝ちというゲームを楽しんだり、初心者も安心して参加できるプログラムが組まれています。軽快な音楽に合わせて、相手のいないシャドーボクシング、1ラウンド2分、休憩30秒で、高校生や卒業生のミットを相手にパンチを繰り出す練習など楽しいメニューで汗を流しました。お母さんと一緒にいらして「ちょっと見学する」という小学生や「流山高校の柔道部員だったので校舎や校庭がなつかしい」という中高年まで幅広い層の皆さんが参加されました。


構えも決まってます

 練習の相手をしてくださるのは、同高校の卒業生や現役高校ボクシング部の若者たち。1時間半の練習が終わると、校内でシャワーを浴び、「帰ったらぬるめのお風呂にゆっくり入って疲れをとってください」と帰宅後の指導もありました。この教室は、学校週5日制を受けて、日曜日に家族で体験できる講座をと、公民館と地域の学校との協働で始まったものです。公民館では、流山北高校との「日食を見よう」や東京理科大学との「夏休み親子科学教室」など地域の学校との協働事業も展開しています。


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