ぐるっと流山 暗算で日本一

ページ番号14637 更新日 平成21年8月18日

暗算力を競う全国大会でダブル日本一の快挙 高倉佑一朗さん・堀内祥加さんが市長室を訪問

井崎市長に報告

 8月18日、「あんざんグランプリジャパン2009」のスクール部門、シニア部門でそれぞれ日本一に輝いた市内在住の高倉佑一朗さん、堀内祥加さんが市長室を訪れました。同大会は、日本珠算連盟の主催で隔年開催されているもので、今年4回目。7月19日に江東区の東京ビッグサイトで、総勢210人の参加者が暗算力を競いました。大会は、ジュニア部門(小学生以下)、スクール部門(中学・高校生)、シニア部門の3部門に分かれ、よみあげ暗算・かけ暗算・みとり暗算などの5種目での勝ち点合計で競います。


市長室で懇談

 おふたりとも、堀内さんのお母さんの珠算塾の生徒さんで、珠算、暗算とも最高位の10段をお持ちとのこと。珠算を極めてくると、頭の中にそろばんが浮かびこれをはじいて計算をするので、十数桁の計算も、数字を見た瞬間、一瞬で頭の中でできてしまうため、そろばんそのものを使うことは全くなくなるそうです。大会では、計算の正解は当然のこと、100分の1秒を争う戦いだったそうです。


高倉君

 スクール部門で優勝した高倉佑一朗さんは、南流山中学校の3年生。かけ暗算・わり暗算の種目で1位を獲得。前回大会では中学1年で挑戦し、ともにスクール部門に出場した当時高校3年生の堀内さんが優勝。惜しくも3位に敗れましたが、今回はその雪辱を果たしました。6歳から珠算塾に通い始め、今年9年目。小さいころは、自分ができないと悔しくて泣くような負けず嫌いだったそうです。


JCNコアラ葛飾の取材を受ける堀内さん

 シニア部門で優勝した堀内祥加さんは、よみあげ暗算・かけ暗算・わり暗算での種目で1位を獲得し、見事優勝。珠算塾を営む母親の影響で4歳から珠算を始め、現在は早稲田大学教育学部に通う大学2年生。将来は自分の珠算塾を開き、子どもたちに、そろばんの楽しさを伝えたいと話していました。井崎市長は、「おふたり揃っての日本一の快挙、おめでとうございます。何よりも、おふたりの努力や、培われた集中力は一生の力になると思います。世界を目指して頑張ってください」と激励しました。


東京新聞の記者も取材に

 堀内さんのお母さんで、ふたりの通う珠算塾の先生でもある和代さんは、「ふたりとも珠算が好きで、楽しく練習をしています。毎日かかさず2時間、休みのときなどは6~7時間の練習をしていましたが、努力の成果がでました」と話してくださいました。10年ほど前には、一時期珠算人口が減ったこともあったそうですが、近年は脳を鍛えるのに最適と、幼稚園くらいのお子さんから通うケースが非常に多いそうです。


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