ぐるっと流山 第33回流山花火大会

ページ番号14607 更新日 平成21年8月24日

第33回流山花火大会 スカイミュージカルはよりワイドに250m 三郷市と同日開催で1万発を楽しむ

江戸川の川面にも映る花火

 夏の夜空に色とりどりの大輪を咲かせる花火。夏の風物詩として市民はもとより近隣のたくさんの方々に親しまれている「流山花火大会」が今年33回目を迎え、夏休みも終盤となる8月22日土曜日、流山市流山の江戸川堤で盛大に行われました。今年も、埼玉県三郷市の「みさとサマーフェスティバル花火大会」と同日開催となり、両岸合わせて約12万2千人の観客が訪れ、流山市が打ち上げる5千発と三郷市側の5千発で合計1万発の花火を楽しみました。


金子知里さん

 花火打ち上げの前にプロローグイベントとして、流山おおたかの森駅前のイベントなどですっかりお馴染みの金子知里さんのミニコンサートが行われました。「市川市生まれで、流山市からメジャーデビューしました」という金子さんは、真っ赤なドレスで登場。夏休みにぴったりの「恋のバカンス」からスタートし、自身のメジャーデビュー曲「birth~誕生~」やオリジナル曲「スカーレット」などを持ち前の歌唱力で熱唱し、これから始まる花火の打ち上げに華を添えました。


土手の斜面も見物客でいっぱいに

 「最初の花火は7時15分に同時に」との三郷市側との約束にあわせ、5秒前からカウントダウンが始まりました。アナウンスに合わせて子どもたちも「5、4、3、2、1」とカウント。見事、三郷側の花火とほぼ同時に1発目の花火が夜空を飾りました。今回の流山花火大会は、第一部、ザ・スカイミュージカル、第二部、ザ・スカイミュージカルパート2、フィナーレと5部構成で行われました。第一部では、あざやかな色彩の「彩色スターマイン」や、花火がヤシのように開く「ヤシスターマイン」、菊の花びらが枝垂れ柳のように落下する「カムロ菊スターマイン」、バリバリという特徴的な音が楽しめる「かすみ草スターマイン」などのスターマインのほか、夏の夜空に咲く百花園を思わせる「特大彩色スターマイン」が次々と打ち上げられました。


浴衣姿で花見見物

 続いて、流山花火大会の代名詞ともなっている「ザ・スカイミュージカル」。花火と音楽がシンクロしたハイパー花火ショーで、最大全長250メートルの打ち上げ台に設置された花火が最先端のコンピューター制御システムにより、0.03秒毎の高スピードで打ち上げられ、会場に流れる音楽とシンクロ(同調)するというもの。スタートは、スピード感あふれる曲にあわせ外国製の花火が空で踊りました。他ではなかなか見られないという躍動感たっぷりの外国製花火に、会場からも大きな拍手と歓声が上がりました。


美しい花火

 続いての曲は、流山出身の話題のバンド・シャークスの「ヤブサメ」。シャークスは、地元・流山出身のアパレルデザイナー・パンクドランカーズ里見さんの原案を基に、ワニ、サメ、口男(クチオトコ)、ロボの4つのキャラクターと、実在する覆面イケメンによる異色の新人ロックバンドです。「ヤブサメ」のスピード感あるロックサウンドに、尾を引く彗星のように上がる「虎の尾」や、小刻みに打ち上がる特殊な花火が見事にコラボレーションし、観客を魅了しました。


肩車されてみる子ども

 この日は、程よい風があり、花火の煙もすぐに風下に流されて絶好の花火日和となりました。会場には、浴衣姿の若い男女や子どもたちが大勢集まり、江戸川の堤が見物客で埋め尽くされました。つくばみらい市から、つくばエクスプレスを利用してきたという鹿山静雄さんは、会社の同僚の誘いで流山花火大会へいらっしゃったとのこと。「他の花火大会にも良く行きますが、流山スカイミュージカルは本当にすごいですね。有料観覧席は、正面で花火を見られるし、ゆっくり見られるのもいい」と話してくださりました。来年は、ご家族を連れていらっしゃるそうです。


ワイドスターマイン

 いよいよクライマックスに近づき、スカイミュージカルのパート2では、今年6月に世界中の人々に惜しまれながらこの世を去ったスーパースター・マイケルジャクソンがこの世に初めて歌声を披露した名曲、ジャクソンファイブの「I want you back」と和田アキコの「あの鐘を鳴らすのはあなた」が流されました。長さ250メートルの発射台からは、曲にシンクロして花火が次々に打ち上げられ、一瞬も空から目を放せないほどでした。フィナーレは、特大のワイドスターマインの連発で、圧倒的な音と光の競演が華麗に花火大会を締めくくりました。なお、この日の様子はJCNコアラ葛飾で取材され、8月24日のデイリーニュースで紹介されました。


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