ぐるっと流山 第47回駅ライブ

ページ番号14551 更新日 平成21年8月27日

金城賢&サラバンジが沖縄音楽を披露 第47回おおたかの森駅ライブ

沖縄音楽で盛り上がり

 8月26日、TXグランドアベニューで駅ライブ「金城賢&サラバンジ」が行われ多くの沖縄音楽ファンが詰め掛けました。琉球音楽のミュージシャンや三線講師として活躍している金城賢さんは、かつては「喜納昌吉とチャンプルーズ」のメンバーで、オリジナルユニット「紅型」結成等を経て、平成15年「南風(ハイカジ)」を結成。民謡からポップスまで、あらゆる沖縄音楽をこなす人気ユニットとして平成17年2月にはアルバムを発表、琉球芸能愛好会を主宰している実力派です。


食事や飲み物を楽しみながら

 前回、8月13日に行われた「西村豪&藤娘」の皆さんに続いて、今月2度目の沖縄音楽による駅ライブです。沖縄の海を連想させるような澄んだ歌声や陽気なリズムにファンも多く、客席から、曲に合わせて指笛や手拍子が贈られていました。ステージは、客席からのリクエストを中心に進められ、2002年にNHKで“沖縄本土復帰30周年イメージソング”として有名になった「島人ぬ宝」をはじめ「涙そうそう」、「島唄」などだれもが聴いたことがある歌が次々に披露されました。


客席の皆さんも立ち上がり

 沖縄独特の三線をはじめカスタネットのように3枚の板を鳴らす三板(さんば)、ベース、キーボード、カホンなどが賑やかに沖縄音楽を奏でると、客席で食事をされている皆さんも自然と身体がリズムを刻んで動き出します。最後は、興が乗るにつれ、会場の皆さんが、立ち上がって両手を頭上に掲げて左右に振り、足も踏み鳴らす踊りカチャーシーで盛り上がりました。会場では、夏休みということもあり、小学生や中学生などご家族連れの姿が多く見受けられました。


沖縄音楽を楽しみにしていた方々も多く

 4月から流山市に引っ越していらしたTさんご夫妻は10か月になるお子さんを連れて最前列の席で楽しんでいらっしゃいました。ご主人は「2年間沖縄に住んでいたことがあり、沖縄が大好きなので親子で聴きに来ました。自宅からこんなに近いところで、本場の音楽に触れることができて、今日はうれしかった」。奥さまは「誕生日に夫から三線(さんしん)をプレゼントしてもらい、二人で練習しているところです。今日は、子どもも一緒に音楽にのって体を動かし楽しみました」とそれぞれに感想を聞かせてくださいました。


盛り上がる会場

 TXグランドアベニューおおたかの森では、毎回様々なジャンルのアーティストをお招きして「駅ライブ」を行っています。お仕事やお買い物帰りのひととき、音楽でホッと一息ついてみるのはいかがでしょうか。毎月2回、入場無料、申込不要で開催され10月には50回を数えます。TXグランドアベニュー2階のフードコート270席で、すっかり定着した音楽イベントで、駅ライブ実行委員会(宮原哲也委員長)の皆さんが、ボランティアで機材や楽器の搬入搬出から、広告集めまで行ってくださっています。


小さなお子さんもいらっしゃって

 次回の駅ライブは、フルート小島のり子&ギター山口友生デュオによる「JAZZフルートオータムライブ」です。小島さんは、大学在学中にジャズに興味をもち、大学と掛け持ちで武蔵野音楽院に入学。柳原淑乃氏に師事。実技、学典、理論、作曲等を学び、早稲田大学モダンジャズ研究会および東京工業大学ロスガラチェロスに所属。卒業後、大友義雄氏、井上淑彦氏、渡辺博彦氏に師事。1987年に自己のカルテットを結成して以来、コンサート、イベントをはじめ、都内及び近郊のライブハウスを中心に演奏活動を続け、2006年スイングジャーナル誌人気投票、木管部門第5位。山口さんは、大学在学中にジョージ大塚バンドでプロ活動を開始。ジャズ・ボサノバ他いろいろなジャンルで、アコースティックギターを中心に活動しています。入場無料、申込不要。ぜひご来場を。お問い合わせはティ-アンドティー(03-3836-8600)へ。


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