ぐるっと流山 陶芸教室

ページ番号14506 更新日 平成21年8月31日

流山北高校市民講座 陶芸教室

流山北高校で市民講座

 8月26日と27日の2日間、県立流山北高校(渡邊恭男校長)で市民講座「陶芸教室 手びねりで焼き物づくり」が行われました。高校教諭の皆さんが講師をされ、地元商店や小・中学校など地域の協力を得て昨年から始まったものです。2年目となることしは、7月22日に中央公民館との協働で行われた「高校開放講座 日食を見よう」 が小学生や天文ファンなど多くの市民が参加するなど、すっかり地域に定着しました。同校の「地域との相互交流を深め、市民と共に学び合う生涯学習の発信基地にしたい」という思いを受け、今回の陶芸教室は北部公民館との協働で開催されました。


陶芸教室

 北部公民館の指定管理者であるNPO法人コミュネット流山(堂下延代理事長)との協働で行われた今回の講座は、同校教諭・都築花代さんの指導で「手びねりろくろ」を使って2日間にわたり行われました。都築さんは、ブロンズなどの鋳造作品を専門に活躍なさっている方で、今年度初任の美術担当の先生。北部公民館からは、流山陶友会の会員でもある江川寿夫北部公民館長をはじめ、5人のアシスタントが参加。1日目は、土のこね上げから成形まで、2日目は一晩乾燥させた作品を削る作業と続きました。


なかなか難しいです

 「練り上げるのは粘土を均一にするためです。空気を抜いて、焼いたときの爆発を防ぎます。この練り方をマスターすれば、パンも上手に作れますよ」と、土を練りながら指導する都築さんの笑顔に、受講生は体に力を込めて土の塊と向き合い、集中した静かな時間が流れました。それぞれに作りたいものを決めると、「手びねりろくろ」という製法で、土台の上に棒状に細くした粘土をぐるぐると巻き上げました。参加のみなさんは植木鉢カバーやグラタン皿、酒器などそれぞれ思い思いの器を作り上げました。


手びねりで

 同校が昨年行った公開市民講座「篆刻(てんこく)講座」に続いて、2回目の参加となる阪本廣子さんは2つの作品を作り、「初めて陶芸を体験しました。おつまみを入れようかな、楊枝入れにどうかしらなどと考えながら作りました。焼き上がりか楽しみです」と話してくださいました。中学1年生の羽生雪子さんは「初めて陶芸のけずりという作業を体験しました。 先生が、けずりが一番楽しいとおっしゃっていたように、とても楽しい作業でした。」と感想を聞かせてくださいました。


手びねりで

 市民の皆さんのこれらの力品は、9月中旬には焼き上がる予定です。まだまだ暑さの厳しい天候の2日間でしたが、受講生の皆さんは充実した時間を過ごされ、作り上げる達成感を共に感じながら、都築さんを囲んでの楽しい談笑のひと時を送りました。なお、流山北高校では10月3日(土曜日)に「星河祭」と題した文化祭を開催します。同祭では、今回の陶芸講座の作品も展示する予定です。ぜひご来場を。お問い合わせは流山北高校04-7154-2100へ。


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