ぐるっと流山　学校コンサート

議場を会場に学校コンサート 子どもたちが息の合った演奏や歌声を

　夏休みも残りわずかとなった8月28日、市役所4階議場で第256回サロンコンサートが開催されました。「学校コンサート～輝け　流山の子ども達！～」と題して行われた今回は、八木北小学校、東深井小学校、鰭ケ崎小学校の子どもたちが出演してくださいました。会場となった議場には、保護者や来庁者、市役所職員など約100人が詰め掛け、昼休みひと時を子どもたちの歌声と演奏で楽しみました。本来は、1階ロビーを会場に行われるサロコンですが、衆議院議員総選挙の期日前投票がロビーで行われているため、市議会の協力で会場を移しての開催となったものです。

　トップバッターは八木北小学校吹奏楽部の3人。ホルンをパートとしている3人が、3重奏で「ラバースコンチェルト」「翼をください」「木星」の3曲を披露してくださいました。続いては、東深井小学校の合唱部の子どもたちが、「あめ」、そしてソプラノとアルトの分かれるところを重点に練習したという「世界に一つだけの花」を、きれいに揃った歌声で聴かせてくださいました。ラストは鰭ケ崎小学校音楽部の6年生6人が、フルート、クラリネット、グロッケンなどの楽器を手に、去り行く夏をイメージして選曲したという「われは海の子」「夏の思い出」、さらに最後は楽しく演奏しますと「崖の上のポニョ」を披露してくださいました。

　普段のサロンコンサートは、市内で音楽活動をされている方々による洗練された演奏や歌声をお楽しみいただいていますが、未来の流山を支える子どもたちによる一生懸命で情熱あふれる今回のコンサートも、とても良かったのではないでしょうか。鰭ケ崎小の音楽部で部長を務める吉川瑞帆さん（小6）は演奏を終えて、「最初は緊張したけど、みんなで楽しくできてよかった。夏休みずっと練習してきた成果が出せ、100点です」とホッとした表情で語ってくださいました。お孫さんの歌声を聞きにいらしたという角河君枝さんは議場に入ったのも初めてとのこと。「素晴らしい会場で子どもたちの生き生きとした演奏や歌声が聴けてよかった」と笑顔で語ってくださいました。

　次回の257回サロンコンサートは、9月25日金曜日に会場を元に戻し市役所1階ロビーで12時15分から行われます。「思い出のメロディー～思わず口ずさむ　懐かしの歌～」と題して、「みかんの花咲く丘」「夏の思いで」「夏は来ぬ」「里の秋」などをお送りします。出演は、石川知子・岡安弘子（うた）、齋藤智子（ピアノ）、長谷川千恵子（司会）です。どうぞお楽しみに。問い合わせは、流山市音楽家協会・里舘（04－7153－4085）まで。

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