ぐるっと流山 国連支援交流協会9周年

ページ番号14243 更新日 平成21年10月5日

環境を考える着物のリメイクファッションショー NPO法人国連支援交流協会流山支部が9周年を記念して

国連支援交流協会流山支部9周年

 NPO法人国連支援交流協会流山支部(時任きよ子支部長)の「設立9周年環境にやさしいライフスタイル講演&コンサート」(流山市、毎日新聞社など後援)が10月4日日曜日、環境問題をテーマに文化会館で行われ、約150人が参加しました。講演会で考え、コンサートで癒されるという「講演」と「コンサート」を組み合わせて企画し続けられているもので、ことし9回目。井崎市長らも駆け付け講演に聞き入っていました。


国連支援交流協会流山支部9周年

 今回の記念大会も講演会からコンサート、写真展、バザーなど、さまざまな工夫が凝らされていましたが、中でも注目を集めたのが着物リメイクファッションショー。古着の再利用教室を県内8か所で開く「つかいまわし工房」を主宰する中岡丈恵さんが講演。支部メンバー13人が中岡さん手作りのリメーク着物をまとって登場し、笑顔でポーズを決めました。着られなくなった衣類や箪笥の中で眠っている古着などをリメークしてのショーに「きょうはモデルです」と参加者も楽しそう。


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 講師の中岡さんは、「暮らしの中で楽しくできる環境保全」と題したお話の中で、手賀沼のデータや洗剤の使用適量など身近な生活習慣に言及。「水の汚染は大気も汚染します。人が暮らすことでも環境破壊を起こしている。家庭から川などに流れる水に台所洗剤やシャンプーが混じっていますが、川や海の水は蒸発して大気になることも忘れてはいけません」と参加者に「命をつなぐ水環境」を考えようと呼び掛けました。


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 同支部は「MOTTAINAI活動」を支援していて、会場であったバザーの収益金はマータイさんのグリーンベルト運動事務局に寄付されるそうです。バザー会場には「流山の花と風景写真展」も行われ、被写界深度を絞った美しい花の写真に撮影方法を訊ねる人も。主催したFSUNこと国連支援交流協会流山支部は2000年に設立され、国際貢献や環境問題などに取り組み、30人の会員が「アフガニスタン復興」や「たばこと健康」など年間テーマを決め、講演会の開催やチャリティフリーマーケットなどで精力的に活動しています。


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 ティータイムをはさんで第2部はコンサート。生涯大学江戸川台校舎30期生福祉科卒業生で編成されているミュージックベル「レスポアール」の皆さん10人による「川の流れのように」や「小さな世界」などの演奏が披露され、エンディングの「涙そうそう」では、WMC国際音楽コンクール世界3位受賞奏者・針生公博さんのマリンバが応援。60~70歳代が中心のレスポアールの皆さんは「針生さんのようなプロの音楽家と一緒に演奏できるなんて夢のようです」と感想を聞かせてくださいました。


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 続いて針生さんのマリンバと石川容子さんのピアノによる「剣の舞」や「ムーンライトセレナーデ」、「情熱大陸」などが演奏されました。針生さんは、洗足学園音楽大学打楽器科を卒業し、パーカッションユニット「Two Tone」を主宰。石川さんは、上野学園大学音楽学部ピアノ科を卒業し、声楽・楽器とのアンサンブルなどを中心にご活躍されています。「アイ・ガット・リズム」ヤ「デサフィナード」など迫力の生演奏に大きな拍手が贈られていました。


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