ぐるっと流山 発熱外来実地訓練

ページ番号14232 更新日 平成21年10月9日

強毒性新型インフルエンザの発生を想定 総合体育館で「発熱外来実地訓練」

体育館を会場に

 10月8日木曜日、総合体育館で強毒性新型インフルエンザを想定した「発熱外来実地訓練」が、流山市、流山医師会、流山市歯科医師会、流山市薬剤師会、流山市警察署等から、およそ80名が参加して行われ、防護服に身を包んだ医療関係者などが同型のインフルエンザ発生時に備え、感染者への実践的な対応を訓練しました。


本番さながらに

 今回の実地訓練は、市内で強毒性新型インフルエンザ「H5N1」が発生したことを想定して行なわれたもの。発生時には、感染拡大等の混乱を防ぐため市内の医療機関が閉鎖されることから、総合体育館での診療が流山市における発熱外来の中心的な活動となります。


白い防護服を着用して

 訓練の開始を前に流山市医師会の町谷会長から「発生時における医療機関やこの会場での混乱を防ぐためにも、十分なシミュレーションを行っていただきたい。備えあれば心配なしです」とあいさつがありました。また、警察が参加しての実地訓練は県内では初めての試みとのことです。


綿棒を使ってウイルスを採取する

 訓練には、患者役として八木南地区社会福祉協議会と流山北地区社会福祉協議会、流山市健康づくり推進員協議会の皆さん30名余りが参加。受付、待合場所での待機、問診、診察、会計、薬の処方など一連の流れを、他者への感染防止に最大限の配慮をとりながら、感染者の体調に合わせたゆっくりとしたペースで訓練が行われました。


担架を使って救急搬送の訓練も

白い防護服、ゴーグル、手袋、靴カバーで身を包んだ関係者は、強毒性新型インフルエンザ発生時さながらに、ビニール製の感染防止用バリアを立て、慎重に模擬患者に対応。途中、会場に重症患者が発生したアナウンスが流れると、ストレッチャーを使用しての救急搬送も行われました。


80人が参加して

 これからの季節は、これまで以上に新型インフルエンザの発生が懸念されています。「手洗いとうがいの励行を習慣付けてください」と市新型インフルエンザ対策本部では呼びかけています。

 問い合わせ 流山市保健センター 電話04-7154-0331

 


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