ぐるっと流山 おはなし会レベルアップ講座

ページ番号14013 更新日 平成21年10月21日

おはなし会レベルアップ講座 読み聞かせをする方々74人が参加

おはなし会レベルアップ講座の様子

 生涯学習センター体育館で10月20日火曜日、おはなし会レベルアップ講座「おはなし会のためのボイストレーニング」が開催され、主に小学校・図書館・児童センター等で読み聞かせなどの活動をしている皆さん74人が参加しました。流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)が、子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受けて開催したものです。講師は城谷小夜子さん。歌舞伎や朗読劇の舞台女優でもあり、「NPO法人グローバルシアター和の輪」の代表理事として、日本の伝統芸能・文化の継承者育成と海外への日本文化の紹介に力を注いでいらっしゃいます。


話し方のコツを伝授

 「語りをする時は、力を抜いて顔を開くと声が飛びますよ」と城谷先生。最初は腕や肩の緊張を解く体操からスタートしました。腹式呼吸やクリアファイルを使った発声練習の方法を教えていただき、参加者一同で体育館に声を響かせました。その後、『こすずめのぼうけん』、『だいくとおにろく』など5冊の絵本を5名の方が朗読し、実技指導をしていただきました。


腕や肩の力を抜く運動も

読み方はもちろん読みに入る前の心構えや、見せ方の工夫なども分かりやすく説明していただき、「読み聞かせの形にこだわらずに自由に楽しんでは」とアドバイスを受けました。最後に、城谷先生が世界で一番長い早口言葉「外郎売り」の見事な口上を披露してくださいました。参加者からは「とても勉強になりました。これからも発声練習を続けていきたいと思います」、「体が温まり、楽になりました。いい声を出すには体の緊張を取ることが大切だということが実感できました」などの感想が多数寄せられました。また、講座終了後にも熱心に質問される方もいて、充実した講座となりました。


おはなし会レベルアップ

流山市子どもの読書推進の会では、11月14日土曜日10時~12時 南流山センターホールで、子どもと本を結ぶ講演会「子どもが変わる 子どもが伸びる~学校図書館の可能性~」を開催します。年間1人当たり貸出冊数150冊の学校図書館を創り出した、鶴岡市立朝暘第一小学校で司書をされていた五十嵐絹子先生をお招きし、お話をうかがいます。入場無料。申し込みは電話で中央図書館(04-7159-4646)まで。


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