ぐるっと流山　いきいき健康フェスタ

文化会館でいきいき健康フェスタ　ジャズシンガー綾戸智恵さんの特別ライブも

　10月20日、文化会館で健康づくり啓発イベント「ながれやま いきいき健康フェスタ」が開催され、市民800人が参加しました。この催しは、駅を拠点に生活習慣病の予防・改善を図る新しい健康支援システムの普及を進めている「流山e-ウエルネスステーションプロジェクト協議会」が主催したもので、この協議会には流山市をはじめ筑波大学、つくばウエルネスリサーチ、つくばエクスプレス、おおたかの森ショッピングセンター、インストコープなどの会社が参加しています。

　文化会館のロビーには、体組成の測定コーナーが設けられ、多くの市民が自分の体の脂肪量、筋肉量を測定していました。係りの者から数値の説明があると、「えっ、そんなに脂肪が付いているんですか」「平均値よりも筋肉量が多かったです」など、皆さん一喜一憂されていました。

　ホールでは、まず井崎市長から、流山市が千葉県下で女性の平均寿命1番、男性が2番であること、市民の皆さんがそれぞれの方法で生活習慣病を防ぐ健康づくりに取り組めば街全体が元気になると挨拶がありました。基調講演では筑波大学大学院の久野譜也准教授から、科学的根拠に基づいた健康法の大切さを、時よりユーモアを交えながら語り、健康でいることが実は、社会にとっての本当の社会貢献になると訴えました。また、市内で進められている駅を拠点とした新しい健康づくり事業と、平成19年から進めている「流山ヘルスアップ教室」への参加も呼びかけられました。

　続いて、ステージにはピアノが置かれ、そでからジャズシンガーの綾戸智恵さんが元気よく飛び出すと、待ちかねたお客様からは、ひと際大きな拍手が起きました。綾戸さんは、母親看護の実体験と歌への情熱を、強く熱く、まくしたてるような口調で身振りを交えながら会場を湧かせていました。講演途中、綾戸さんと久野先生との共同で生まれたJAZZ筋トレの体操が、綾戸さんの生演奏とインストラクターで実演され、会場は一体になり体操を行いました。JAZZ筋トレでひと汗かいたお客様には、最後に綾戸さんから、テネシーワルツの歌と演奏がプレゼントされ、まさに、心と身体がいきいきとした、楽しく有意義な健康イベントとなりました。