ぐるっと流山 中学校で青木研さんのバンジョー演奏

ページ番号13788 更新日 平成21年11月2日

中学校でバンジョー奏者の講演と演奏

 10月30日(金曜日)、東部中学校で、世界的なバンジョー奏者・青木研さんの講演と演奏による「夢を語ろう~Banjo On Stage」が行われました。公民館の家庭教育講座と、中学校の椎の木祭との合同開催で企画されたものです。青木研さんは、地元の先輩として、生徒や保護者を前に、夢を持つというテーマを体験談などを交えて講演。高校受験などについてもユーモアたっぷりにお話されたり、生徒からのリクエストに応えて演奏したり、中学生をステージに上げて演奏を伝授したりと笑いと感動の1時間。


生徒もバンジョー演奏に挑戦

 青木研さんは、バンジョーでは世界で五指に入ると言われています。八木北小のとき、たまたま手に入れた蓄音機とレコードから流れる歌謡曲の中にバンジョーの音を見出し、常盤松中時代に独学でバンジョーをマスター。東葛高校時代から自らのバンドを率いて活躍、プロ転向後も後進の育成に尽力しながら、ジャズ界にその名を轟かせています。各メディアへの出演も盛んで、大ブレイク中の若き天才奏者です。


演奏しながら観客席を歩く青木さん

 この日は、ベースで加藤人さんも応援。もともとはチューバが専門で、日大芸術学部器楽科チューバコースでクラシック音楽を極めた方。卒業後プロ転向し、チューバ、ベース奏者として第一線で活躍中の熱きジャズマンです。北海道のご出身で、控え室ではPTA役員の方々に「北海道ではなかなか機会がありませんでしたが、流山はシエナ・ウインド・オーケストラのコンサートなどが中学生でも気軽に市内で聴ける。恵まれた環境ですね」と、音楽教育などについて語ってくださいました。


演奏する青木さん

 青木さんは、アンコールの声に応えて客席に降りて、演奏をしながら生徒の間を回り、途中で握手の求めに応じたり、終始なごやかな笑顔でフィナーレを飾りました。生徒代表からのお礼の言葉や花束を贈られ、楽屋に戻っての第一声は「素晴らしい生徒さんたちですね」。楽器を片付けている間も生徒はバンジョーに興味津々で青木さんを囲んで演奏をせがみ、演奏に合わせて歌い出す生徒も。PTA役員の皆さんには「思春期は難しい時期ですが、何でも吸収できるスポンジ状態。自分の夢が見つかるといいですね」と歓談されていました。


生徒の目の前で演奏

 青木さんは、生涯学習センターのコンサートをはじめ駅ライブやサマーファンタジアなどにも出演。夏休みには西深井小吹奏楽部の児童たちとの共演も行いました。青木さんは、「流山市内の小・中学校の吹奏楽部の児童・生徒さんたちとのコンサートなどをこれからも行えたらいいですね」と呼び掛け、学校とPTA役員の皆さんにご自身のCD「Banjo On Stage!」をプレゼントされました。


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