ぐるっと流山 東葛映画祭2009

ページ番号13762 更新日 平成21年11月11日

東葛映画祭2009 小学生制作の映画も上映

東葛映画祭

今年で5回目を迎えた東葛映画祭が11月7日土曜日、流山おおたかの森S・C内のTOHOシネマズ流山おおたかの森とStudio K・WESTの二会場で開かれました。東葛映画祭は、地域に根ざした映画祭として、流山、我孫子、柏、野田、松戸を中心に5年前に開催のための実行委員会が結成され、これまで様々な企画と趣向をこらした内容で親しまれてきました。


子どもたちがカメラを

今年は、小学生に映画制作してもらうことがテーマで、流山市からは小山小学校3年生、柏からは富勢東小学校5・6年生の児童が映画制作に参加しました。これは夏休みを利用し、小学生にプロ用機材を貸し出し、題材の設定から、台本、監督、俳優、カメラ、音楽まで、すべて役割を与えて、一般映画館で上映するという、国内で初めての試みとして、教育関係者からも注目された企画です。


映画制作を行った小山小の児童たち

特に今回、プロの映像クリエーターを抱えるStudio DU(東京港区)の協力で、通常の映画と変わらない過程で制作を行ったため、小学生の感性にあふれたオリジナルな作品が完成しました。当日は、3.5m×8.5mの大スクリーンに作品が上映されると、その迫力に、参加した子どもたちはスクリーンに釘付けなっていました。


学校の図書室で撮影

 小山小学校の子どもたちが制作したのは「みんなで撮った小山小学校」。今年4月に移転したばかりの校舎を紹介しながら、広々とした自慢の音楽室で合唱したり、校庭のブランコで楽しそうに遊ぶ児童の姿が映し出されました。また、本編とは別に、映画制作過程を記録したメイキング映像も同時公開され、活き活きした子どもたちの表情が印象的でした。


K-WESTには大勢の観客が

 第2会場のStudio K・WESTでは、147インチスクリーンに本格サラウンド音響設備を特設。来場者がホームシアターを実際に体感でき、前後左右から響くサラウンドに思わず後ろを振り返りながら、その迫力に関心が集まりました。その他、劇場では、高齢者のみで作られた「いい爺ライダー」、流山市在住俳優隆大介さん出演の「五条霊戦記」も招待作品として上映されました。


プロの指導を受ける子どもたち

今回の映画祭の実行委員長を務めた岩佐さんは、「子どもたちが一つの映画制作を通して、知恵を出し合ったり、地域に目を向けたりすることで、創造力が高められ、教育の一助にもなれば」と語り、実行委員会では今後も、子どもたちに映画を撮る機会をつくり、この映画祭で、制作された映画が何本も上映できるようにしたいと、夢を広げています。


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