ぐるっと流山 学校図書館の可能性

ページ番号13740 更新日 平成21年11月18日

本を読まない子を読書好きに 五十嵐絹子さんの子どもと本を結ぶ講演会

講師の五十嵐さん

 11月14日土曜日、南流山センターホールで、子どもと本を結ぶ講演会「子どもが変わる 子どもが伸びる~学校図書館の可能性~」が開催され、学校図書館担当教諭や司書のほか、図書ボランティアなど子どもの読書教育に関わる市民など108人が参加しました。これは、流山市子どもの読書推進の会(伊藤基会長)が子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)の助成を受けて開催した子どもの読書推進活動のひとつです。


子どもを読書好きに

 講師の五十嵐絹子さんは、平成15年に学校図書館大賞を受賞した山形県鶴岡市立朝暘第一小学校で、12年間、学校司書として同校の図書館活動を支え、現在は図書館支援業務員として鶴岡市内の学校図書館支援に当たっていらっしゃいます。鶴岡市立朝暘第一小学校は、子ども1人あたり年間150冊以上の本を借りており、毎朝たくさんの子どもたちが登校と同時に図書室に走りこんできて本を借りるそうです。


ハンドブック

 本を読まない子125人を、個別指導により2年間でほとんどの子を読書好きに変えたという五十嵐さんは、本を読むようになることで、落ち着きのなかった子に集中力がつき、人の話を聞けるようになったり、元気になって友達と遊べるようになったりする効果があったといいます。「小学校の図書館は子どもにとって初めての図書館。中学生や大人になっても図書館を使いこなせるように、小学生の時に利用方法を身につけさせることが重要です。学校図書館にいくら本があっても、上手な使い方を教える人がいなければ意味がありません」と司書による指導の重要性を説きました。


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