ぐるっと流山 木目込み人形づくり

ページ番号13729 更新日 平成21年11月24日

来年の干支寅づくり講座 南流山センターで開催

虎の木目込み人形

 南流山センターの体験講座「木目込み人形・来年の干支寅づくり講座」が11月12日木曜日・19日木曜日 2回シリーズで開催されました。同センターの指定管理者・NPO市民助け合いネットが企画した体験講座シリーズで、「親子で箱庭作り」、「小学生箱庭作り」に続く第3弾です。今回は、大人の方を対象にセンターで長年活動されている真多呂人形・雅会のご協力で実現したものです。


素となる塑像

 木目込み人形は、260年前の江戸元文年間に京都上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った小ぶりの人形が始まりとされ、その人形は鴨川のほとりの柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘り、神官の衣裳の端切れを木目込んだものでした。現代では、主に桐の木の粉末と生麩糊をまぜあわせたものを型に詰め込んだ塑像に布を木目込んでいます。


和やかな会場

 真多呂人形・雅会は、木目込み人形作りのサークルとして、南流山センターで11年にわたり活動されています。今回講師の川部京子さんとサークルのメンバー4人の皆さんにご協力いただき、講座が開催されました。定員(15人)が申し込み開始数日でいっぱいになる人気で、参加者の皆さんも熱心に取り組んでいらっしゃいました。製作は初めての方ばかりでしたが、講師の川部さんの穏やかなご指導もあって和やかに楽しく進みました。


ヘラで木目込む作業

 寅の微妙な曲線に布を合わせてヘラで木目込むのに苦労されていましたが、米粉のりを使用しているので、何度もはがすことができ、入れ込むコツを教えていただきながら、徐々に仕上がっていきました。1日目にはJCNコアラ葛飾取材が行われ、翌日のデイリーニュースで紹介されました。


指導を受けながら

 2日目となった19日は、完成をめざして、参加された皆さんは製作に集中されていました。「お正月に飾りたくて参加しました」、「初めてでしたが楽しかった」、「難しくて不安でしたが、やさしく教えていただき完成できました」、「少し時間が足りなかったのですが改めて機会をつくってくださって嬉しい」など多くの感想が寄せられました。


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