ぐるっと流山 10,000人で創る思い出の流山

ページ番号13689 更新日 平成21年11月30日

市内小学校全児童など1万人が参加 社団法人流山青年会議所の主催で人文字を作成

この辺りにいたよ

 11月29日、流山おおたかの森S・Cの3階K-WESTで「10,000人で創る思い出の流山」の展示会と表彰式が行われました。これは、(社)流山青年会議所(武田正光理事長)のHOMETOWN流山委員会(小嶺朋典委員長)が企画したもので、市内15小学校の全児童が、各学校単位で1文字ずつの人文字を作り、この航空写真で1枚のポスターを作り上げたものです。


写真の前で記念撮影

 展示会には、人文字の航空写真のほか、制作風景の写真約600点が展示され、多くの家族連れが訪れました。自分が写真に写っている姿を一生懸命おやごさんに説明するお子さんや、人文字を前に記念撮影する家族、航空写真から自宅を探すお子さんなど、皆さん滅多にない機会を大いに楽しんでいました。


各校で撮った写真をつなげて

 人文字の文章15文字は、9月に市内小学5・6年生を対象に公募した中から、長崎小学校5年・藤川みなみさんの「ともだちと きずなが生まれた 流山」が選ばれました。10月末から11月上旬の2回に渡り行われた航空写真の撮影では、15小学校の全児童約8,500人に教員や関係者などを加えた、イベント名どおり約1万人が関わっての大イベントとなりました。


1万人が協力して人文字を作成

 昨年6月には親子での富士山頂へのチャレンジ、10月にはヤンキー先生で有名な義家弘介さんを招いての講演会など、親子や仲間との絆をテーマにした数々の企画を行っている流山青年会議所。委員会の皆さんの話し合いにより、今年8月に人文字の航空撮影が決まったものの、実際に人文字を作るのにどうするかなどは大変な苦労があったそうです。新型インフルエンザの拡大による学級閉鎖などの日程調整のほか、実際にグラウンドに文字を落とす方法は特に難しかったそうです。


ピンクのエプロンをつけて整列

 できあがった人文字の写真を見るときれいに並んだ文字ですが、実際には各小学校の児童数により文字の大きさは相当に違うとのこと。文字を白線で引く際にも、2級建築士でもある小嶺委員長が、パソコン上で児童1人当たりの占有面積から、各学校にあった文字を決定し、実際のグラウンドに5つの補助円を描くことで「どこの交点から何mの所から線を引き始める」など、小嶺委員長ならではの綿密な計算が見事な人文字を可能にしました。


文章が選ばれた藤川さんを表彰

 応募した文章「ともだちと きずなが生まれた 流山」が採用され、表彰を受けた藤川さんは「最初は、小学校に上がる前から仲の良かった何人かの友だちを思い浮かべて考えていました。考えているうちに、小学校での友だちみんなの顔が浮かぶようになって、この言葉が思いつきました」と、選ばれたときはびっくりしたそうで、撮影当日は、自分の考えた文章をみんなが人文字で作っていると考えると不思議な気持ちだったといいます。


小嶺委員長と藤川さん

 HOMETOWN流山委員会の小嶺委員長は、子どもたちが「故郷」を感じられる企画をと考えたとき、友人や家族との思い出、学校での思い出、地域の大人との思い出など、人との思い出がまちへの愛着になり、故郷を感じることができるようになると考えたそうです。市内小学校の全児童が一つの文章を作り上げることで、自分の小学校だけではなく、流山市にはこんなにたくさんの小学校があって、こんなにたくさんの仲間がいるんだということを感じてもらいたかったといいます。


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