ぐるっと流山 秋元由美子水彩画展

ページ番号13480 更新日 平成22年1月4日

秋元由美子水彩画展

元日もオープンした杜のアトリエ黎明

流山6丁目の杜のアトリエ黎明で、新春企画「秋元由美子水彩画展~花を描く~」が1月5日火曜日から17日日曜日まで開催されますが、これに先立ち元日の1月1日に特別公開され、多くの絵画ファンなどが詰め掛けました。元日の開館は、近接する赤城神社を参拝される方々が杜のアトリエ黎明の前の道を大勢通るので、開館して「絵画やコーヒーを楽しんでいただきたい」と、秋元さんが指定管理者の(株)グリーンダイナミクスに相談し昨年から実現したものです。


秋元さんの大作・「けし模様」

 昨年は「笹岡了一 挿画展」を開催し、大変好評だったことから今年も元日開館を決定。今回は、元日開館の発案者でもある秋元由美子さんの水彩画展を開催しました。この日も午前中だけで100人を超える方々が来場され絵を楽しまれました。テーマは「花を描く」で、新作15点を含む全29点が展示されました。なかでも、窓側に展示された「けし模様」は120号の大作で、昨年1月に開催された水彩人展に出品されたものです。もちろん現在では禁止されているケシの栽培ですが昭和30年代までは、この施設の南側にも多くのケシの花が咲いたそうです。


秋元さんから直接絵の説明も

 この作品は、この頃に撮影された写真をもとに描いたそうですが、モノクロ写真のため色使いは秋元さんの想像によるもの。「かえって想像力が掻きたてられ良かった。今年は本物のケシの花を見に行きたい」。絵の中央にはお母さんで画家・歌人でもあった故・秋元松子さんの若かりし頃が描かれています。ほかにも、ザクロやカラスウリの花などを描いた作品が展示され、この日は特別にご本人がいらっしゃって見学者に作品の説明や水彩画の魅力などを話してくださいました。「絵を見る方には作者の意を汲み取るように見てほしい。ただし、どのように感じてもらっても良く、絵は自由なもの」と秋元さん。


初もうで帰りの方が続々と

 秋元さんは、4月に国立新美術館で開催される第69回水彩連盟展に作品を出品されるそうで、シルクロードをテーマにした130号の大作を現在制作中とのことです。また、3月に生涯学習センターで開かれる「受講生大作品展」には、秋元さんが講師を務める水彩画講座の生徒さんたちや秋元さんの作品が展示されますので、こちらもお楽しみに。


杜のアトリエ黎明の入り口

 平和台からいらっしゃったという滝川くるみさんは、成人されている息子さんお二人と一緒に赤城神社への初詣の帰りに立ち寄られたとのこと。「元日から開館しているなんて思いませんでした。すてきな作品ばかりで元日から得した気分です」と笑顔でした。この作品展は、1月5日から17日まで開催。入場無料で9時から16時50分まで。大作の「けし模様」は必見です。お問い合わせは、管理事務所04-7150-5750(杜のアトリエ黎明・一茶双樹記念館共通)


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