ぐるっと流山　成人式

　「平成生まれ」晴れやかに　流山市成人式が文化会館で

1月10日日曜日、平成22年流山市成人式「20歳を祝うつどい」が行われました。会場となった文化会館は、朝から晴れやかな着物に身を包んだ新成人たちで溢れ、懐かしい友人たちとの再会を喜んでいました。平成生まれの新成人たちは、今日、大人としての第一歩を踏み出します。

　今年の新成人の対象者は、平成元年4月2日から平成2年4月1日に生まれた方で、全員が平成生まれ。本市では1,483人(男748人、女735人)が対象となりました。式典への出席者は1,112人(男573人、女539人)で出席率は74.98%。今年も新成人の皆さんによる実行委員会が組織され、企画から運営まで手作りの成人式となりました。記念品には流山市の紹介と卒業アルバムを合わせた記念誌が贈られました。

式典で井崎市長は、重力の法則を発見したニュートンの話をあげ「ニュートンは、常に問題意識を持って取り組むことで新たな発見をすることができました。皆さんも何事にも問題意識を持って取り組み、夢と目標に向かって大きく羽ばたいてください」とエールを送りました。

実行委員長を務めた丸山彩子さんは式典の最後に「皆さんの力で成人式を開くことが出来ました。ご来場された方々、関係者の方々、この式典に関わってくれた皆さん全てに感謝いたします」と挨拶すると会場は大きな拍手に包まれました。式に参加していた常盤松中出身の二見さんと野田さんは、「これからは社会人としての自覚と責任を持ち、流山出身と胸を張っていえるように頑張っていきたい」と決意を述べてくれました。

式典に引き続き行われた記念行事では、恒例のビデオレターに各中学校の恩師たちが登場。会場のあちらこちらから大きな歓声があがりました。その後の抽選会では、人気の携帯ゲーム機やデジタルカメラが登場すると会場内は大いに盛り上がり、当選番号が発表される度に一喜一憂していました。見事に携帯ゲーム機をゲットした常盤松中出身の張谷さんは「一生の思い出に残る成人式になりました」と喜びを話してくれました。

当日は地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾のほか、日本テレビの情報バラエティ番組「おもいっきりPON」が取材に訪れ、「今年の着物特集、流行」と題して晴れやかな新成人たちの姿を撮影していました。