ぐるっと流山 親子たこあげ大会

ページ番号13178 更新日 平成22年1月19日

親子たこあげ大会に280人 オリジナルたこなど93枚が空を彩りました

自慢のたこを持って集合

1月17日、江戸川河川敷運動場(木地先)で、流山市青少年育成会議(樫村あい子会長)主催の「親子たこあげ大会」が行われました。この大会は、昭和54年に始まった新春恒例のイベントです。この日は、雲ひとつない冬晴れに、風も穏やかな絶好の凧あげ日和。280人の家族連れが手作りのオリジナル凧や、市販のゲイラカイトなどで参加し、今年最後のお正月気分を堪能しました。


家族で協力して

開会式が終わると、3面ある運動場の空を一斉に凧が埋め尽くします。参加した子どもたちは、2歳から中学2年生まで93人。寅年をイメージした手作り凧が多かったほか、今年はサッカーワールドカップや冬季オリンピックが開催されるということもあり富士山と初日の出に「ガンバレ日本」を描いた和凧や、ビニール素材を使った手作りの洋凧や連凧など、様々な凧が見られました。


真中に穴のあいたユニークな凧

長方形の凧の真ん中に、ちょうど顔を出せるくらいの穴があいたユニークな凧を作った吉田翔くん(流山小4年)と妹の理乃ちゃん。お母さんの智恵美さんがインターネットで作り方を調べて3人で作ったそうです。智恵美さんは「参加してみたら意外と楽しいものですね。天気も良くて、思った以上に凧もよくあがったし。パパもくればよかったのに」とちょっと苦笑い。お兄ちゃんの翔くんは2回目、理乃ちゃんは初めての凧あげ体験に、2人とも「上手にあがったよ。糸を引っ張られて疲れるけど楽しい」と笑顔で話してくれました。


干支の寅を描いた凧

昨年12月に生涯学習センターで行われた、同会議主催の「親子たこ作り教室」で凧を作った子どもたちも参加していました。手作りとはいえ凧作りのポイントが抑えられていたようで、バランスを崩して回ることも、落ちることもなく皆さん上手にあがっていました。中には、正午の太陽に重なって凧が確認できなくなるほど高く上がる子も。主催者の審査員もこれにはびっくりしていました。


パトカーに試乗

 駐車場には、流山警察署の協力でパトカーが展示されていました。凧あげに疲れた子やちょっと飽きてしまった子が、運転席や後部座席に座ったり、記念撮影をしたりと気分を変えて楽しんでいました。流山警察の生活安全課斉藤係長が優しくパトカーの機能などを説明。パトカーの周りに集まった子どもたちに、小さいパトカーのおもちゃの配布もありました。


表彰式

約1時間の凧あげと審査の時間が終わって閉会式。手作り凧のデザインなどを表彰する「よくできたで賞」、凧のあがり具合を競う「よくあがったで賞」、樫村会長が全員にあげたくなるという「ほのぼの賞」の発表があり、表彰状とメダルが贈られました。それぞれの入賞者に樫村会長からメダルが掛けられると、子どもたちは嬉しそう。父兄の皆さんは、メダルを掛けられる瞬間を写真に残そうと、カメラをわが子に向けていました。今日の様子は、JCNコアラ葛飾も取材に訪れ、1月19日のデイリーニュースで放映されたほか、同社のホームページ「BBコアラ」でも1月20日夜からご覧いただけます。


冷えた体をお汁粉で温めて

表彰が終わってのお楽しみは温かいおしるこ。流山市婦人団体連絡協議会(片山靖起子会長)の方々に加え、ガールスカウトの中学生の皆さん約20人が、8時半から400人分のおしるこを仕込んでくださいました。流山市ボーイスカウト・ガールスカウト連絡協議会代表でもある樫村会長は「ガールスカウトの子たちも、小学生までは凧あげを楽しむ。中学生になったら、スタッフとして大人と一緒に運営も経験する。こうした経験も子どもたちの成長には大事ですね」と話してくださいました。


親子で楽しそうに

お父さん、お母さんと3人で参加の高浦理恵ちゃん。幼稚園で作り方を教えてもらってきたというスーパーのレジ袋で作った小さな凧でしたが、逆に程よいあがり方で、理恵ちゃんの手が届きそうで届かない高さを飛ばす父親の正さんの技に、理恵ちゃんも凧をつかまえようと走り回って大満足。「凧をあげるより、走り回っている方が楽しいみたいですね」と、最後はおなかも空いて美味しそうにおしるこを飲んでいました。


高く上がったかな

各賞の受賞者は次のとおり。(敬称略)
手作りたこの部
 「よくできたで賞」
●竹内聡珠(長崎小6年) ●古保花奈子(流山小6年) ●海老原建(西深井小5年)
 「よくあがったで賞」
●諸岡朋笑(八木南小6年) ●宍倉悠介(6歳) ●山田賢尚(ひまわり幼稚園・5歳)
市販たこの部
 「よくあがったで賞」
●佐藤青(平和台幼稚園) ●木我隼(南流山小2年) ●太田有李珠(八木北小1年)

全体
 「ほのぼの賞」
●山田陽菜(2歳) ●鈴木さくら(5歳) ●有賀勇太郎(5歳)


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ