ぐるっと流山 人権教室

ページ番号13135 更新日 平成22年1月19日

流山小学校で人権教室 児童111人がいじめについて考えました

3年生のクラスで人権教室

 1月19日、市立流山小学校(森収校長)で松戸人権擁護委員協議会流山部会(秋月孝夫部会長)による「人権教室」が行われました。今回は、3年1組から3組の3クラス・111人を対象に、それぞれの教室で、秋月孝夫委員、稲葉智江委員、中田聰子委員の3人が45分授業の教壇に立ちました。流山小学校は、明治5年に常与寺に開校し、明治22年に現在地に校舎を竣工したという140年近い歴史のある小学校です。


活発に手を上げる子どもたち

教室は、いじめをテーマにした人権啓発ビデオを見ながら、いじめる側、いじめられる側などのそれぞれの感情の変化を人権擁護委員と児童が一緒に考えていくもの。啓発ビデオ「プレゼント」は、友達の誕生日会のプレゼントに、約束していた既製品ではなく手作りの写真立てを送った主人公が、クラスの仲間からの無視やからかいにあってしまいます。その後、迷子になった飼い犬を探すことをきっかけに、クラスみんながひとつになっていく過程を描いています。


色々な意見が

ビデオを鑑賞した児童たちは、からかいの対象になった主人公の気持ちや、なにげなくいじめに参加した男子の気持ち、無関心に見ていた周りの子どもたちの気持ちを想像し、他人の気持ちを考えることを学びました。どのクラスの児童も快活で「無視されている子は悲しい気持ちになったと思う」、「でも約束していたものを買わなかったその子も悪いんじゃないかな」と、3年生とは思えない活発な話し合いも起こりました。


秋月部会長

最後には、ビデオにもあったようにクラス全員で記念撮影。秋月部会長は「子どもたちの自由な発想は目を見張るものがあります。本人にはいじめている気持ちがない何気ないことでも、受けている側は辛い思いをしていることもあります。今日の教室が、いじめについて考えるきっかけになってくれれば」と話してくださいました。松戸人権擁護委員協議会流山部会の皆さんは、人権思想の普及・啓発を図るため、今回行われたような小学生対象の人権教室、人権講演会、拉致問題の早期解決を願うブルーリボン募金活動など積極的な活動を行っています。


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