ぐるっと流山 第9回森の学校

ページ番号13101 更新日 平成22年1月27日

第9回森の学校 落語で新春から大笑い

雷門花助さん

1月23日、森の図書館で第9回森の学校「落語 森々亭 雷門花助独演会」が開催されました。~世の中いろいろあるけれど、2010年笑って花をさかせましょ!~と題して行われ、小学生から中高年まで多くの方が来場し、会場は立ち見が出るほどの賑わいでした。雷門花助さんは、新宿末広亭などの寄席をはじめ南流山のスタジオや小学校の芸能鑑賞会で活躍中の若手落語家です。


立ち見も出るほど盛況に

会場では、12月に東深井小学校で行われた芸能鑑賞会に出演した時からファンになったという同小の児童10人が最前列に並んでいました。「二上がりたぬき」の出囃子で花助さんが登場すると、大きな拍手で迎えられました。話し始めは、身近な携帯電話をとりあげて会場の雰囲気を盛り上げました。演目は1月に相応しい「初天神」。親子が天神様に行き、買ってとねだる息子と、買うものかと阻止しようとする親の掛け引きが面白く会場の笑いを誘い、扇子をお団子に見立てたしぐさには、芸の細やかさが光りました。


会場の様子

続いて「辰巳の辻占」。無尽で大金を手に入れた男性が惚れた女郎に大金を渡すというので「心中を持ちかけて真意を確かめて見ろ」と入れ知恵されるが・・・。古典落語を軽妙な語り口で聞かせました。東深井からいらっしゃったご夫婦は「生の落語を初めて鑑賞しました。たくさん笑わせてもらい今年は明るく過ごせそう」と話してくださいました。こうのす台の男性からは「二ツ目とは思えない程楽しい落語でした。今後の活躍を期待しています」と、花助さんへの激励の言葉をいただきました。


落語に関する本を展示

東深井小4年の男の子は「12月の鑑賞会の日は早退したので、今日を楽しみにしていました。とても面白かった!」とうれしそうでした。会場の入り口には「落語」関連の図書が並べられ、帰りがけにカウンターで借りていかれる方もいらっしゃいました。この日は、地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾の取材があり、デイリーニュースで紹介されました。


JCNコアラ葛飾の取材に

【森の図書館の今後の予定】
 人形劇のつどい
▽日時=2月3日水曜日15時~16時 ▽内容=人形劇ピッコロによる人形劇「のねずみのぐりとぐら」 ▽対象=幼児・児童
 第33回森の図書館夢コンサート~ピアノは語る~
▽日時=2月7日日曜日14時~14時30分 ▽曲目=「子どもの領分」より「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」(ドビュッシー)、ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章(ベートーベン)ほか ▽出演=桑山麻理子さん・仲秋由佳さん(ピアノ)
 第10回森の学校 民話を語る~むかしむかし流山ではね・・・
▽期日=4月25日日曜日※時間は未定 ▽内容=ながれやまの民話
 ※いずれも定員80人(先着順)、入場料無料で申し込み不要、当日直接会場へ
 問い合わせ 森の図書館 04-7152-3200


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