ぐるっと流山 市民環境講座

ページ番号13098 更新日 平成22年1月28日

家庭でできる温暖化防止~第4回市民環境講座~

事例発表

生涯学習センターで1月23日、今年度4回目となる環境講座「家庭でできる温暖化防止」が開催されました。市主催の市民環境講座の企画・運営を受託した「温暖化防止ながれやま」(平手彰代表)が開いたもので、約90人の参加者が事例発表とパネルディスカッションを通じて足元から地球温暖化防止のために何をすれば良いかを学びました。


グリーンぐりーん大作戦

 第1部の事例発表では、環境省の地球温暖化防止「1村1品」コンテスト千葉県選考会で見事、千葉県代表に選ばれた美田自治会の「グリーンぐりーん大作戦」が紹介されました。来る2月13日には、東京・竹芝桟橋のホテルニューピアで全国大会が開催されることから、本番で寸劇発表する予行演習も兼ねての披露となりました。「グリーン・ぐりーん大作戦」とは、ゴーヤによるグリーンカーテンと市のコミュニティバス「ぐりーんバス」の利用でCO2の排出削減を図ったもので、その効果を実測で数値化したことが高く評価されました。


会場の様子

このほか、エネルギーを無駄なく、効率的に使う工夫を実践されている市民環境フォーラムの新美さん、家庭から排出されるCO2の実態をデータで分かり易く解説された千葉環境管理研究会の日比野さん、住まいの熱環境について実測したデータから、ヒートアイランド現象を防止するためにもグリーンチェーン戦略が有効なことを実証されている江戸川大学社会学部の伊藤教授の発表があり、身近な実践がデータとなってはっきりと効果が見えてくることで参加者も思わず「ガッテン」しました。


パネルディスカッション

第2部のパネルディスカッションでは事例発表の4人に加え、流山市の宇仁菅環境部長がパネリストとして参加、流山市の温暖化対策である中期目標「にこにこ作戦」(2020年までにCO2を20%削減)について説明がありました。「先の目標も今からできることを少しずつ積み上げた結果なので、環境家計簿の普及を進め、市民が先ず自分たちがどれだけ家庭からCO2を出しているかを知ることが第1歩」と強調され、進行役のストップ温暖化千葉推進会議の新田さんも簡単な環境家計簿を市が作成するよう要請されていました。


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