ぐるっと流山 スペシャルオリンピックス世界大会へ

ページ番号7234 更新日 平成23年3月1日

ハンディを越えて  念願のスペシャルオリンピックス世界大会へ

市長に成績を報告

 3月1日(火曜日)、市内在住の榎戸美貴さんが市長室を訪問し、スペシャルオリンピックス大阪大会での成績を報告しました。榎戸さんは、11月5日から7日まで開催された「2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム大阪」に体操競技で出場し、平均台で金メダル、床運動と跳馬で銀メダルを獲得されました。現在は、今年6月から7月にかけてアテネで開催される世界大会を目指して練習に励んでいるそうです。


メダルを見せる榎戸さん

 スペシャルオリンピックスは、知的発達障害のある方々が、さまざまなオリンピック形式のスポーツ・トレーニングや競技会に年間を通じて参加できるようにすることにより、健康を増進し、勇気を示し、喜びを感じ、家族や他のアスリート、そして地域の人たちと能力、技術、友情を分かち合う機会を継続的に提供するために開催されているものです。


大阪大会の表彰式で

 榎戸さんは、新川小学校から北部中学校を卒業して、流山北高等学校に進学、持ち前の明るさでダウン症というハンディと向き合いながら、幼稚園のころからスポーツクラブで体操を始め、小・中学校でも体操部やテニス部に所属、さらには、スペシャルオリンピックス東京でも体操の練習に励んできました。


獲得したメダル

 スペシャルオリンピックスの世界大会は4年に1度で、前回大会は上海で行われました。榎戸さんは、上海大会では補欠としての参加でしたが、今年のアテネ大会には必ず選手で参加したいと厳しい練習を続け、選考会も兼ねた昨年の大阪大会において3種目でメダル獲得を果たし、見事に選手として選ばれました。世界大会への出場は、体操競技で男女ともに2人と狭き門です。


市長室で記念撮影

 これまでの榎戸さんの頑張りを伺った井崎市長は、「世界大会出場おめでとうございます。大きな目標をひとつ達成しましたね。アテネでも納得のいく演技ができるよう練習に励んでください」と激励しました。榎戸さんも、「メダルを目指して頑張ります」と力強く返事をされていました。自分の可能性に挑戦しながら、同じように障害のある方々の励みになるようにと日々の練習を欠かさない榎戸美貴さんの今後のご活躍に期待します。


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