ぐるっと流山　流山南高校相撲部が県大会で優勝

19年ぶりの快挙

　流山南高校相撲部が、1月22日に行われた平成22年度千葉県高等学校新人体育大会の相撲競技団体の部で優勝しました。出場8高校がリーグ戦で争い、専修大学付属松戸高校などの強豪校を押しのけての快挙です。個人の部でも、シジルバヤルさん（モンゴル出身）の一年生の部での優勝をはじめ、堀切洸助さんが二位に入賞するなど、多くの活躍を見せました。

　市では、文化・スポーツなどで優秀な成績を収めた市民や団体などに対して「流山市文化・スポーツ等振興奨励金」を交付しています。今回の活躍を受け、流山高校相撲部に対して、奨励金2万円を交付しました。3月10日、相撲部の皆さんが市役所を訪れ、教育長自ら奨励金を手渡しました。

　同相撲部は、顧問の小川清彦先生（53歳）によって昭和60年に設立されました。当時はまだ屋内練習場もなく、自分たちで外に作った土俵で練習を積み重ね、設立7年目にして、同新人体育大会で優勝を飾りました。今回の優勝は、それ以来19年ぶりのことで、部員だけでなく小川先生にとっても感慨深いものです。

　同相撲部は3月19日・20日に高知県で開催される全国高等学校新人相撲選手権大会に出場します。全国大会は、各都道府県で一位の高校のみが出場します。小川先生は「予選を突破して決勝トーナメントに進出したい。目標はベスト4入りです」と大きな目標を力強く掲げました。

平成22年度千葉県高等学校新人体育大会の結果

• 団体の部：1位
• 個人の部：シジルバヤルさん（一年の部・優勝）、堀切洸助さん（一年の部・二位）（総合の部・三位）、大川雅之さん（二年の部・三位）