ぐるっと流山 東北地方太平洋沖地震

ページ番号7223 更新日 平成23年3月12日

東北地方太平洋沖地震で大きな被害 姉妹都市の相馬市に支援物資を輸送

流山市災害対策本部の写真

 3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とした国内観測史上最大(マグニチュード8.8)の東北地方太平洋沖地震が発生し、東北地方で甚大な被害をもたらしました。千葉県内でも、転倒などによる死者やガスタンクの爆発・炎上などの被害が発生しました。広範囲での災害の一刻も早い救助を願い、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。また、亡くなられた方々に対し、慎んでご冥福をお祈りいたします。


地震による被害の様子の写真

 流山市では、同日午後4時に災害対策本部を設置し、被害状況の確認や対応策の指示を行いました。市内では、大きな人的被害や火災などは起こらなかったものの、ブロック塀の倒壊や道路陥没などが起こりました。また、鉄道機関のマヒにより自宅へ帰れなくなった約350人の方々が、避難所として開放された生涯学習センターや南流山センターなどの避難所で一夜を過ごし、これを迎えに行く家族の皆さんの車で幹線道路が大渋滞となるなど大きな影響が発生しました。


地震による被害の様子の写真

 電話はつながりにくい状態となり、市役所内でも家族と連絡をとるため携帯電話を何度もかけなおす市民の皆さんの姿が見られました。コンビニエンスストアやスーパーでは食糧品が品薄状態となり、コンビニエンスストアの店主は、「1回目の大きな揺れの直後にお客さんが殺到し、弁当やパンなどの食料はほぼ売り切れに。工場も稼動していないようなので、次回の納品がいつになるかは分からない」と当惑していました。


支援物資の写真

 一方、本市と姉妹都市である福島県相馬市では、7メートルを超える津波が押し寄せ、沿岸部などの多くの地域で壊滅的とみられる被害を受けています。避難所での食料などが不足している状態にあることを受け、3月12日の午前1時30分には、流山市の支援物資、毛布650枚、水920本、アルファ米4千食などを積み込んだ流山トラック事業協同組合(伊ケ谷武雄代表理事)の車両が第1陣として相馬市へ向けて出発しました。また、同日午後5時には、給水車と第2陣の支援物資(毛布1,000枚、水1,040本、アルファ米20,350食など)が個人でトラックを提供してくださった渋谷護さんの運転で市内を出発しています。


支援物資を積んだトラックの写真

 流山市では、相馬市への救援募金の受け付けを3月14日(月曜日)から受け付けます。募金箱は各出張所及び公共施設に設置してあります。問い合わせは流山市社会福祉課(電話:04-7150-6079)へ。また、12日午後3時現在でも、東北地方のほか、新潟県中越地方や長野県北部などを震源とした震度3から震度6弱の地震が今日だけで、80回以上起こっています(気象庁ホームページより)。引き続き、地震に対する警戒をお願いします。


このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ