ぐるっと流山　緊急消防援助隊千葉県隊を派遣

緊急消防援助隊を陸前高田市に派遣 　流山市からは2部隊8人が出動

　3月13日午後10時に発令された、消防庁長官からの出動の指示を受け、千葉県各市の消防隊員で構成される緊急消防援助隊千葉県隊が東北地方の被災地へ派遣されました。緊急消防援助隊とは、大規模災害や特殊な災害が発生した際、被災地へ赴き地域を超えた消火・救助活動を行う消防部隊です。阪神・淡路大震災を教訓に、全国の消防機関による応援を速やかに実施するため、平成7年度に創設されたものです。

　編成された部隊は、消火隊や救助隊、支援隊など、千葉市や市川市、柏市など8市からなる計31部隊。流山市からは、消火隊と後方支援隊の2部隊8人が参加しています。千葉県隊は市川に集合し、3月14日午前0時20分に出発。約16時間後の同日午後4時30分に岩手県陸前高田市に到着し、翌15日から人命検索を中心とする活動にあたりました。また、17日から2次部隊8人が交代で派遣されました。