ぐるっと流山 能登町の海洋深層水を配布

ページ番号7215 更新日 平成23年3月24日

0歳児のいるご家庭に  

災害用水袋の写真

 3月23日の東京都水道局の発表で、金町浄水場から食品衛生法に基づく乳児の摂取に適さない数値の放射性ヨウ素が検出されたとの報道があり、金町浄水場と同じ江戸川を水源としている北千葉広域水道企業団の水を使用している本市でも、乳児(0歳児)への水道水の摂取を控えていただくよう呼びかけました。


石川県能登町からはるばる到着したトラックの写真

 これに伴い、市内の乳児を持つご家庭に安全な水を配給することとしました。同日夕方に、災害応援協定を結ぶ友好都市の石川県・能登町に要請し、翌日の24日朝には約10トンの海洋深層水を送っていただけることとなりました。市では、この水を乳児のいるご家庭に3リットルずつ配布することを決め、同日午前9時からおおたかの森浄水場で災害用水袋を使いお配りしました。


いらした市民に配布している写真

 海洋深層水とは、一般的に水深200メートルより深いところにある海水のことを指します。特徴としては表層水と比べ「清浄性」「富栄養性」「熟成性」「ミネラル特性」「低温安定性」などが優れているといわれ、水産、農業、食品、飲料、化粧品、医薬品など多くの分野で利用されています。『能登海洋深層水』は「日本海固有水」と言われる、日本海内で循環している水深300メートルより深いところにある水を取水して作られています。


乳児に水を配布する写真

 当日は、配布開始の午前9時から大勢の方がおおたかの森浄水場を訪れ、能登町から送られた海洋深層水を手にされ喜ばれていました。ただし、送られた水には限りがあるため、今後は浄水場にある井戸から汲み上げた井戸水をお配りすることとなります。なお、東京都は3月24日午後、1歳未満の乳児への水道水の摂取制限を解除したとの報道がありましたが、本市では、北千葉広域水道企業団の水の安全が確認されるまでは、次のとおり安全な水として井戸水の配布を行う予定です。


車で並ばれる方々に配布する写真

乳児への井戸水の配布
 市内の乳児(0歳児・1,500人)を対象に井戸水を配布します。1人当たり3リットルです。原則、母子手帳をお持ちください。また、これまでに配布した水袋をお持ちの方はご持参ください。
(注)妊婦の方は影響がないと報道されています
【日時】3月25日(金曜日)から 午前9時から午後8時
【場所】おおたかの森浄水場(流山市西初石5-57)、東部浄水場(流山市名都借395)
 (注)東部浄水場は3月28日から
【問い合わせ】水道局経営業務課 電話:04-7159-5315

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