ぐるっと流山 北部公民館で「ホタルの学校」

ページ番号7137 更新日 平成22年8月2日

200匹以上のホタルを田んぼで鑑賞 宿泊研修で夕食作りや銭湯体験など

ホタルの学校

 公民館に宿泊して、流山の自然を学ぶ「ホタルの学校」が7月27日・28日の1泊2日の日程で、北部公民館にて行われました。ホタルの学校は、身近な自然体験と地域の方との交流をテーマに、北部公民館が昨年から始めた宿泊研修で、今年は2回目の開催です。


食事も自分たちで

 参加者は広報ながれやまで募集。応募者多数のため抽選で選ばれた市内10小学校、25人の小学生たち。学校や学年の異なる子どもたちが一つのグループになって宿泊研修を行いました。チームリーダーとして、東葛看護専門学校の学生6名がボランティアで子どもたちの活動をサポートしてくれました。


はじめての挑戦も色々

 まずは、夕食の食材の買い出しにスーパーへ。その後は、江戸川台駅近くにある銭湯「江戸川湯」で入浴。「銭湯は初めて」という子どもも多く、NPOのメンバーが「おふろの先生」としてお風呂の入り方を教えました。公民館に戻ったあとは、夕食のカレーライス作りです。はじめはお互いにぎこちなかった子どもたちも、料理などの共同作業を通して、このころにはもうすっかり仲良しです。夕食会には、地元・美原の後藤自治会長、江戸川台西の斎藤自治会長や井崎市長も駆けつけ、子どもたちと一緒に、手作りカレーを食べました。


ホタル!すごい!

 NPOホタル野のメンバーによる、スクリーンを見ながらのホタル学習会で、ホタルについて学びました。学習会が終わったら、いよいよ、メインイベントの新川耕地でのホタル観察です。観察場所の田んぼまでは、暗い夜道を歩いていきます。真っ暗な田んぼに着くと、そこには200匹以上のホタルが。子どもたちは「すごい!」「捕まえた!」と、ホタルの淡く美しい光を目で追いながら、大歓声を上げていました。


実りある2日間でした

 翌朝も再び田んぼへ。「いきものの先生」関口晋太郎さんの指導で、ツユクサ、タウコギ、ウシハコベなど、食べられる野草を探しました。採ったばかりの8種類の野草は、天ぷらにしてみんなでおいしく食べました。研修の最後として、子どもたちは公民館の部屋をぴかぴかに掃除して、お迎えに来た保護者の方などと一緒に閉校式を迎えました。この2日間ですっかり仲良くなった子ども同士やリーダーのお兄さん、お姉さんとの別れをみな惜しんでいました。


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