ぐるっと流山 縄文世界を体験しよう

ページ番号7131 更新日 平成22年8月4日

博物館で縄文世界を体験 会期中1,200人もの来場が

「土器を洗ってみよう」の写真

 7月27日(火曜日)から30日(金曜日)、博物館で子ども教室夏休みスペシャル「博物館で縄文世界を体験しよう」が行われました。子どもたちに縄文時代を身近に感じてもらおうと企画したもので、現在開催中の小企画展「ドキッとしようよ-縄文土器の世界-」に合わせての開催です。夏休みということもあり、4日間で約1,200人もの親子が参加し、縄文時代を肌で感じました。


拓本に挑戦している写真

 4日間に渡り連日様々なメニューを行いました。屋外では、遺跡から出土した土器を洗ってみるコーナーを実施(27日から30日)。通常、遺跡から出土した土器は、土がいっぱい付着しているため、表裏の区別が付かなかったり、文様もよく分からなかったりします。そこで参加者に、ブラシを使って実際に土を落として、土器の色や文様を感じてもらいました。熱心な子どもは毎日参加してたくさんの土器を洗っていました。


貫頭衣を着て記念撮影の写真

 室内では、紙と墨を使って土器の文様を調べる拓本(28日)や、本物の土器(27日から30日)に触れる体験を行いました。土器の大きさに合わせて紙を切り、それを濡らして土器に密着させます。紙が乾いた頃に墨を塗ると土器の文様が浮かび上がります。縄文土器を持つコーナーでは、アンギンで作った貫頭衣(かんとうい)を身にまとった親子が、本物の土器をもって記念撮影を行いました。


貝アクセサリーやアンギンを作成している写真

 29日、30日は縄文時代から行われていた「貝アクセサリー作り」と「アンギン作り」の体験コーナーを。予想を超える参加があったため、急遽体験場所を増設して実施しました。貝は縄文人も使っていたタカラガイやイモガイを中心に色々な種類が用意され、子どもたちは創造力豊かな作品を作っていました。「これで夏休みの作品が出来た。」と喜ぶ子どもや、子ども以上に保護者が作品作りに熱中している姿も見られました。


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