ぐるっと流山 人命救助で消防長から感謝状

ページ番号7119 更新日 平成22年7月16日

江戸川で人命救助した仁平さんに感謝状 勇気ある行動と流山市消防長から

現場付近の写真

 7月13日、流山市消防本部で人命救助に対する感謝状贈呈式が行われました。感謝状を贈られたのは、三輪野山4丁目にお住まいの仁平雄一さんです。仁平さんは、6月22日の夜10時頃、流山6丁目地先の江戸川で、溺れかかっていた女性を発見し、適切な判断と勇気ある行動で大切な人命を救助したものです。(写真はいずれも仁平さんが人命救助をした現場付近のものです)


現場付近の写真

 仁平さんは当日、江戸川で趣味の夜釣りをしていたところ、「寒い、冷たい」という女性の声を聞き付け、15メートルほど下流まで移動し所持していた懐中電灯で照らすと、岸から2メートルから3メートル奥の消波ブロックの近くで、首まで水に浸かって溺れかけている女性を発見。持っていた携帯電話で直ちに警察に通報しましたが、被害者が流されそうだったので警察が来るまで待てないと、危険を顧みず飛び込み、自らも首まで水に浸かりながら単独で女性を救助したものです。女性は、駆け付けた救急隊により病院に搬送されました。


現場付近の写真

 仁平さんは、子どもの頃から江戸川で水遊びをして育ったため、その場所の流れの速さや水深は熟知していたといいます。「警察を待っている間に、女性が流されてしまって死亡するようなことになると、自分で後悔し、自分の心に一生傷が残ると思い、すぐに飛び込み救助しました」と、咄嗟の判断を語ってくださいました。感謝状贈呈式で高市消防長は、「夜間でもあり、首まで水がつかる状況での救助活動は、誠に勇気ある行動で市民の誇りです」と感謝を伝えました。溺れた人を救おうとした人が一緒に事故にあってしまうというケースも報じられていますが、仁平さんのように川の状況を熟知していて、危険を感じながらも冷静に行動されたことは心からの敬意に値します。


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