ぐるっと流山 南流山センターで全7回のごほうび講座

ページ番号7118 更新日 平成22年7月16日

「ココロを軽くするわたしへのごほうび講座」一時保育を併設しての全7回の講座が終了

「ごほうび講座」1回目の写真

 5月25日から7月6日まで、7回連続講座「わたしへのごほうび講座」が南流山センタ-で行われ、25組の親子が参加しました。全7回の概要をご紹介します。

【1回目】
5月25日「親子であそぼ!&友達つくろう」
(講師)NPO法人松戸子育てサポートセンター理事長・荒久美子さん、松戸一時保育ネット代表・山田さん、 松戸市野菊野こども館長・石川さん

 自己紹介のあと、保育の必要性についてなどの説明を受けました。山田さんから「子どもを預けること」のオリエンテーションのあと、石川さんの「グー、チョキ、パーで何つくろう」の歌に合わせてお子さんと一緒に歌いながら遊びました。はじめて一時保育を利用されるママたちは、講座のスタートに期待と不安の入り混じる1日目でした。


「ごほうび講座」2回目の写真

【2回目】
6月1日「自分のいいとこさ・が・し」
講師:荒さん、石川さん

  「お子さんのいいところ」をさがしてふせんに書いて模造紙に貼り、グループ内で発表しました。このあとは、荒さん・石川さん手作りの美味しいお菓子をいただきながらのティータイムを設けました。ママたちはお子さんに気遣うことなく、ゆったりした気持ちで、談笑を楽しんだようです。後半は「自分のいいとこさがし」です。全員がみんなの前で発表し、最後に前年度の受講者である相楽さんが、「お母さんという仕事」の詩を朗読しました。参加者の方からは、「自分の長所を生かして何かをしてみようという気持ちになった。子どもや自分のいいところが発見でき、心が軽くなり、なお一層子どもがかわいく思えた」との声が聞かれました。


「ごほうび講座」3回目の講師、加藤千恵さんの写真

【3回目】
6月8日「ハッピーな母親になるために!ココロのもやもやは私だけ?」
講師:東京女学館大学教授・加藤千恵さん

  「男は○○、女は○○」…こういった固定観念に影響され、子どもたちや自分自身の可能性を閉ざしてしまう"ジェンダー"(社会的性別のこと)に気づくことは、自分の持っている能力を発揮するために必要であるという説明がありました。最後に、情報化社会における子育ての難しさや、子どもへの虐待と育児不安についての事例が紹介されました。


「ごほうび講座」4回目、生演奏でリラックスしている写真

【4回目】
6月15日「プチコンサート&親子であそぼ!あそぼ!」
講師:荒さん、石川さん

  県民の日とあってこの日はより大勢の方が参加されました。参加者は、「マイ楽器」の作り方を教わりながら作成し、その楽器を使って、マザーズ・アンサンブル・フローラの宮本さん、岡部さんの演奏に合わせて手遊びを楽しみました。ほかにも、リズム遊び、パラパルーンであそぼう、サンサン体操などを体験しました。参加された方は、「2時間たっぷりと親子で楽しみました。生の演奏を聴ける貴重なチャンスがありがたかったです。演奏者が小さいお子さんを持つお母さんなので、親しみが持てました」と話します。


「ごほうび講座」5回目、写真新聞を分析している写真

【5回目】
6月22日「メディアから見えてくるものは?」
講師:NPO法人ヒューマンサービスセンター事務局長・深澤純子さん

 マスメディアの素材として新聞を利用し、女性像、男性像の掲載されている様子を比べてみました。新聞記事から人物イメージを切り抜いて、男女別、年代別に分けて模造紙に貼り、チェックシートに沿って話し合いました。参加者からは、「どの新聞も女性が仕事をしたり、何かを主張している場面が取り上げられていない」、「カメラ目線が多い」などの意見が出されました。メディアリテラシー(メディアを利用する技術や伝えられた内容を分析する能力のこと)を身につけることの大切さを学んだ1日です。


「ごほうび講座」6回目の写真

【6回目】
6月29日「毎日頑張っているあなたのココロの声を色で聞いてみませんか?」
講師:色彩心理カウンセラ-・中屋映子さん

 「決意」「リラックス」など18項目が書かれたカードに、その言葉に合う色のクレヨンを選んで色を塗り、色のイメージを確認しました。続いて、5本の花と花器の絵を描いてみて、中屋さんがそこから心理的状況を読み取ります。絵を描いた方は、自分では気付かなかった心のありように驚いている様子でした。童謡に蝶の絵を描き、全員が自分の描いた絵を説明しながら披露しました。表現(ココロ)は1秒1秒変わる、心の動きが絵の表現や色使いに表れる…中屋さんの一言一言に皆さんとても興味深く聞き入っていました。


「ごほうび講座」7回目の写真

【7回目】
7月6日「私の夢、ライフ・プランをつくろう」
講師:流山パートナーシップ代表・山口文代さん

 男女共同参画社会とは、を課題に、HDI(人間開発指数)、GEM(ジェンダー・エンパワーメント指数)といった指数を使って、日本は女性が政治経済活動や意思決定に参画する機会が十分でないことについて話されました。次に、この講座の第1回の卒業生であり、"withママ流山"会員の青木八重子さんからのお話。子育てをして悩んだ経験から、人とのかかわりや、自分の居場所を作ることの大切さを知ったといいます。最後には全員が「私の夢・未来」を発表しました。終了後のアンケートでは、「どの講座もとても印象的」「貴重な素晴らしい経験を生かして、少しでも人の役に立ちたい」「自分を見つめるいいきっかけになった」「子どもが親と離れて伸びることが発見できてよかった」など、新たな出会いに感謝する声が多く見られました。受講生の皆さんが、それぞれに地域で活躍される日もそう遠くなさそうです。


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