ぐるっと流山 日韓交流親善コンサート

ページ番号7103 更新日 平成22年7月26日

国際交流事業に力を入れる生涯学習センター

ステージ全体の様子の写真

 「日韓交流親善コンサート2010in流山」が生涯学習センターのホールで行われ、250人のファンが音楽を通して両国の交流を楽しみました。7月11日(日曜日)夜に行われた同コンサートは、だれもが知っているおなじみの曲を日韓の伝統楽器で聴き、交流や理解を深めようという趣旨のもと開催。同センターは、4月のハイチ復興支援アート展、5月のモンゴル馬頭琴チャリティコンサート、6月の「トランクの中の日本~ジョー・オダネル写真展」に続き、7月の日韓交流親善コンサートと今年度、国際交流事業に力を入れています。


韓国楽器とのコラボの写真

 流山市国際交流協会に所属し、生涯学習センターで韓国語講座の講師をしている流山市在住の金淑花さんが、今回のイベントを成功させたいと日韓交流会モヨラを組織し、日本人に韓国文化を理解してほしい、在日の人にも廉価で楽しんでいただきたいとの思いで、韓国の一流演奏家たちを手弁当で招へい。前売り800円という価格で本格的コンサートを開催することになったものです。日本語でも韓国語でも歌い親しまれている童謡などは、両国文化の相互理解によいのではと企画され、金さんご自身も日本文化に触れたいと三味線を習っていることから、三味線と韓国楽器のコラボも披露されました。


スクリーンに映しながら演奏の写真

 韓国の伝統芸能音楽グループ「ナム(木)」と、鶴家奏英さん(三味線・民謡)をお招きして、日韓の伝統芸能音楽家による共演が実現。出演者は、鶴家奏英(三味線)、朴眞慶(テグム)、徐俊雄(アジェン)、徐眞實(パンソリ)、司会・通訳に金淑花さん。オープニングは、おなじみの韓国民謡「アリラン」の合奏曲でスタート、日韓交流曲として韓流ブームなど話題を呼んだTVドラマ「チャングムの誓い」を三味線による独奏、日本の童謡「ちょうちょう」や「むすんでひらいて」の合奏と続きました。


韓国のさまざまな楽器で演奏の写真

 当日は、日本の琴のような楽器を棒で擦って音を出すアジェンという楽器やテグムという独特な音の出る横笛での演奏、2003年11月にユネスコの世界無形遺産に登録されたバンソリという物語性のある歌と打楽器の演奏など、韓国の伝統的な楽器、音楽が紹介されました。このコンサートは、駐日韓国大使館と韓国文化院の後援と、日韓交流会モヨラの企画協力を得て、国際交流事業に力を入れている生涯学習センターが主催しました。


三味線の写真

 生涯学習センターでは、国際交流事業を毎月のように展開しています。8月8日にナレオシックスアイランズをはじめ、地元フラ4グループが出演する「ハワイアン&フラの祭典」を、9月11日には「愛・地球博」でも絶賛されたバリ島トップクラスのガムラン&ダンスグループ「スダマニ」が再び日本ツアー公演を実施することから、文化会館との協働で「スダマニ~神々の舞、影絵、ガムラン」公演を企画しています。お問い合わせは生涯学習センター(電話:04-7150-7474)または文化会館(電話:04-7158-3462)へ。


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