ぐるっと流山　小山小学校が施設事例集で紹介

「これからの小・中学校施設」

　平成21年4月に、市内初のPFI事業で建設され福祉会館や児童センターとの複合施設としてオープンした小山小学校。このほど、文部科学省委託事業として「幼稚園、小学校及び中学校施設整備指針改訂に係る事例集検討委員会」で発行した「これからの小・中学校施設」に、この小山小学校が掲載されました。

• これからの小・中学校施設(新しいウィンドウで開きます)

　この本は、学校教育を進める上で必要な施設機能を確保するため、学校建設の計画や設計において役立てていただくための先進事例集です。紹介されているのは、小山小学校を始め多摩市立多摩第一小学校や神戸市立玉津第一小学校など小学校5校と、長岡市立東中学校や熊野市立有馬中学校など中学校5校の計10校。いずれの学校も、多様な学習環境の提供や地域と連携した施設づくり、快適な環境への配慮などに優れた学校ばかりです。

　小山小学校は、「個別・集団、学年で変わる学習形態と学習環境」と題して、普通教室とつながる多目的スペースや学年ごとの特色ある教室まわりの空間構成、充実したIT環境などが紹介されています。検討委員会からも、児童同士が学びあえる環境の整備や、発達段階に応じた児童の活動や学習形態の変化に柔軟に対応している点、無線LANの設置により身近な空間でのパソコン利用が可能となっていることなどが評価されています。