ぐるっと流山 「ちばっ子地域安全マップ」発表会

ページ番号7084 更新日 平成22年7月2日

 向小金小4年生が地域を歩いて危険を確認

体育館で行われた発表会の写真

  7月1日、向小金小学校(林忠校長)で「ちばっ子地域安全マップ」事業発表会が行われ、約70人の父兄や地域ボランティア、市内学校関係者などが参加しました。これは、同小学校が千葉県の「ちばっ子地域安全マップ」作成推進拠点校として市教委からの推薦を受け実施したものです。


みんなの前で発表する男の子の写真

 同小学校の4年生児童(3クラス・115人)がクラス混合の9班に分かれ、地域の主に防犯に関する危険個所のマップを作成。5月20日には、フィールドワークとして実際にまちの中を歩き、危険と思われる個所を探しました。事前の授業で話し合い、「危険」という認識を「人が入りやすい場所」「人から見えにくい場所」とし、子どもたちが大人からの指摘で認識するのでなく、危険を自分で察知し、見極める能力を身に付けることを目的としています。


話を聞く児童たちの写真

 児童たちが探した危険個所は、林や草むら、狭い路地などが多く見られましたが、中には大人には気にならない低い塀も、子どもの目線から見ると、だれかが潜んでいても気付かない高い壁に見えるなど、児童ならではの目線でマップが作成されました。フィールドワークで児童と一緒にまちを歩いた、流山警察署生活安全課の斉藤係長は「今回みんなで探した危険個所のほかにも、例えば季節が変わったり、一日の中でも時間が変わったりすると危険になる場所もあるかもしれません。安全に対する意識を持ってまちを歩いてみてください」と話しました。


マップをスクリーンに映して発表する子どもたちの写真

 4年1組の飯田瑠衣さんが「普段よく遊んでいる場所でも、今回よくよく見たら危険かもしれないと思った場所がたくさんありました」と言えば、山口智菜さんは「木が茂っていて薄暗い場所なんかは、ひょっとしたらだれかが隠れていても分からないかもって気にするようになりました」。また市田晴愛さん、大沼香穂さんは「班で話し合って危険な場所を探しましたが、けっこうみんなで熱い話し合いになりました」と笑います。


壁に貼ったマップを見る父兄たちの写真

 渡邉晴香さん、石塚夏実さん、田中葵さんも「みんなで気をつけて見てみたら、車がいっぱい止まっているところや、人通りの少ないところ、柵が壊れているところとか、いつもと違ってまちの中が見えました」と新たな発見があった様子。発表会に参加した父兄の方は「子どもとは、通学などでの安全についてはよく話し合っています。車での移動が多い大人よりも、逆に子どもたちの方が危険に対して敏感で、地域のことを良く知っているようにも思えます。子どもと常に良く話し、普段から情報交換することが重要ですね」と話してくださいました。


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