ぐるっと流山 第32回流山市民まつり

ページ番号6994 更新日 平成22年11月1日

約2万5000人の来場者が

多くの人でにぎわう市民祭りの写真

 10月31日、第32回流山市民まつりが開催されました。季節外れの台風により一時は開催も危ぶまれるほどでしたが、心配された天気も大きく天気が崩れることはなく、約2万5,000人の人出でまつりは賑わいました。会場の総合運動公園と生涯学習センターには、食べ物の屋台や、物産展に青空市、各種ショーなど楽しい企画が満載で、会場はどこを歩いても人だかりとなっていました。


手づくりの品を販売している写真

 メイン会場にはさまざまな飲食店や団体などの店が並びます。県立特別支援学校流山高校のブースでは、野菜や木製の椅子・プランター、苗など、全て生徒が作ったものを販売。売れ行きは好調で、特に野菜は午前11時頃には既に売り切れてしまうほどの大盛況。野菜を作った農業コースの蛭田君と角田君と浅沼君らは接客に追われながらも、自分たちの作った野菜が売れていくのを喜んでいました。


点字コーナーの写真

 点字コーナーでは、練習用の小型点字器を使って実際に点字を打つ体験を実施。点筆と呼ばれるピンで紙の裏から穴をあけて凸を作り、文字を1字1字打っていきます。点字は1文字が6つの点から成り立っていて、その組み合わせで全ての文字を表現しますが、パターンを覚えれば簡単に打てるそうです。体験した子どもたちは初めての点字に苦労しながらも、自分の名前や学校名などを点字で打ったオリジナルの名刺を作製していました。


大妻女子大学の学生の写真

 生涯学習センターの1階では、「夢の学食レシピ選手権」と称したイベントが催され、大学生たちが企画したオリジナル料理を来場者に振る舞っていました。大妻女子大学のマスコミ講座の受講生が立ち上げた「玄米ガールズ」は、玄米をメインとした料理を2品販売。ひじきハンバーグなどを添えた健康玄米美人定食と、「女子大生が好きなオムライスとロコモコを合体させた」(代表の足立麻紀さん)という玄米オムロコ。子どもと一緒に来た三輪野山の高橋さんは、玄米オムロコを食べ「玄米とオムライスの組み合わせがおいしい。子どももよろこんで食べていた」と笑顔でした。


くじ引きブースの写真

 生涯学習センター内では、縁日のくじ引きを模したブースや、宇宙服が試着できるコーナー、売上がカンボジア支援につながるクッキーの販売など多種多様なブースでいっぱいでした。父親のイクメン具合をテストするパパ検定を行っていたのは流山パートナーシップ。この日の検定は、簡単にできるように10問に絞ったもの。お父さんたちが受けた結果は壁に貼りだされていましたが「なかなか満点をとる人はいない」と笑いながら流山パートナーシップの山口さんは話していました。


せんべい焼き体験の写真

 小さな子どもたちに大人気の「ワンワンとあそぼうショー」には整理券を求める人で長蛇の列が。会場の生涯学習センター多目的ホールは各回とも満員で、ワンワンが登場すると子どもたちは歓喜の声を上げました。生涯学習センターにはよく来るという松戸市にお住まいの竹内さんは、孫と一緒に鑑賞。「テレビと違って迫力があった。孫もよろこんでいる」と話しました。せんべい焼き体験に参加した菊地布友杜君は「おいしいけど、ちょっと薄味だった」とタレが足りなったことを反省。お父さんは「普段できない体験ができるのはいいですね」と話していました。


荒川社中による和太鼓の写真

 会場中にとどろく様な音を鳴り響かせたのは荒川社中などによる和太鼓。内藤テルコさんは「気持ちが高まって涙が出た」と感動し、「来年もぜひ開催を」と期待しました。こどもミュージカルでは普段行っている発声練習や、ライオンキングの「はやく王様になりたい」などを演じました。体育館では、西武台千葉中・高校が全国トップクラスのマーチングバンドを披露。広い体育館をいっぱいに使って動き回り、迫るような演奏、統制のとれた美しさ、ダイナミックな動きで観客を魅了しました。


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