ぐるっと流山 ゴスペルコンサート

ページ番号6993 更新日 平成22年11月2日

 森の図書館でゴスペルコンサート  閉館後にギャラリーを開放して

閉館後にギャラリーで

 10月31日、森の図書館の閉館後の午後5時30分からギャラリーを開放して、第2回ゴスペル・ごすぺる「秋なのにクリスマスって?」が行われ、図書館帰りの方やゴスペルファン、小さなお子さんまで150人以上が、ちょっと早いクリスマスのゴスペルを楽しみました。


TOMESODEのメンバー

 前日の台風で、開催が心配されましたが台風が去り用意した100席を追加するほどの盛況となりました。出演は、ソウルシンガーでYa!Voicesのメンバーとして海外にも進出、数多くのゴスペルグループを指導されているGONZAさんと地元の流山ゴスペルシンガーズ「THE TOMESODE」の皆さん。日頃は、北部公民館や森の図書館で活動を続けている留袖世代による22人のグループです。

 二部構成で行われたこの日のコンサート。第一部では、ベートーヴェン交響曲第9番「歓喜の歌」をゴスペルバージョンにした、映画「天使にラブ・ソングを2」の挿入歌「Joyful Joyful」や、だれもが一度は耳にしたことがある「Amazing Grace」、シンプルなメロディーの「Praise Him」とゴスペルの定番曲を披露。続いて、ハッピを羽織ってうちわを持ち、会場はがらり変わり日本のお祭り曲「お祭りマンボ」。ワッショイ、ワッショイとステージと客席が一体になりました。


150人以上が来場

 「漕げよマイケル」では、「ハレルヤ」の部分を、客席の女性がソプラノとアルトに、さらに男性がメロディパートを受け持ってワークショップを行い、舞台と客席がひとつになってゴスペルをつくりあげるなど楽しい趣向も凝らされていました。「流山市民の歌」では、「風わたる 川辺を行けば うつりゆく 季節の香り」と日本語で歌った後に、「wind through River, strolling the riverside」と流山にお住まいの雨野映子さんが訳詞された英語バージョンの市民の歌もゴスペル調で披露されました。ゴスペル調の市民の歌やジャズバージョンの市民の歌は市ホームページ「流山市民の歌」のコーナーでお聴きいただけます。

 第二部は、講師のゴンザさんのミニコンサートで始まりました。ゴンザさんが事前に録音した「サマータイム」をバックに、生で「竹田の子守唄」を歌う一人コーラスという初の試みが披露されました。オペラ史上初めて黒人が主人公となった『ポーギーとベス』で歌われた子守唄『サマータイム』はジャズのスタンダードとしても有名です。「Summertime and the living is easy」と歌声が流れる中に、「守りもいやがる 盆から先にゃ」とかつて子守の仕事をしている子どもの労働歌であった歌が重なります。「竹田の子守唄」はNHKの『みんなのうた』や赤い鳥などのフォークソンググループによって広く親しまれてきた民謡(子守唄)です。しっとりとしたゴンザさんの歌声に大きな拍手が送られていました。


会場も一体となって

 TOMESODEのメンバーは、紫色のローブをまとって登場です。クリスマスソングや「Total Praise」定番の「Hallelujah」などを披露してくださいました。メンバーの中には86歳のシンガーもいて、会場の皆さんもびっくり!TOMESODEでは、新規加入募集中で英語がダメならカタカナで、音符が読めなきゃ耳だけで覚える、最初は口パクでもOKとのことです。ラストは、アンコールに応えて「ダンシングクイーン」を会場の皆さんも一緒に踊り盛り上がりました。


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