ぐるっと流山　企画展「利根運河120年の記録」

今年で通水120年の利根運河 　博物館の企画展で紹介中です

　利根川と江戸川を結ぶ「利根運河」は、明治23（1890）年に竣工し、今年で通水120年の節目となります。これを記念した関連行事が市内外で盛んに行われています。そんな中博物館で開催中の企画展も、たくさんの来場者の方々で賑わっています。

　企画展では、運河の誕生から通水、そして使命を終えてからの再生と、120年の間に利根運河がたどった歩みを、多くの写真や文字資料でたどることができます。資料に見入る方々は、今なお多くの人びとのロマンを誘ってやまない利根運河の魅力をそれぞれに体感されています。

　今回の企画展は千葉県立関宿城博物館・野田市郷土博物館と当館の3館が共同で行う「利根運河通水120年記念合同企画事業」の一環として開催されています。3館を巡るスタンプラリーも用意されていて好評です。また、企画展にあわせ11月21日（日曜日）には「利根運河の開削とその歴史・地理的背景」と題し、相原正義さん（流山市立博物館友の会副会長）の講演も予定しています。

・開催期間：12月5日（日曜日）まで
・休館日：月曜日（10月11日・11月15日は開館）、10月12日（火曜日）、11月30日（火曜日）
・場所：博物館（電話：04-7159-3434）
・時間：午前9時30分から午後5時
・入場料：無料

企画展に展示した写真などを収録した調査研究報告書も販売中です （体裁＝A4判・106ページ、価格：1,000円（税込））。