ぐるっと流山　国際交流サロンで韓国料理に挑戦

国際交流サロンで韓国料理づくり 　ビビンバと大根スープに挑戦

　10月6日、文化会館で国際交流協会と公民館共催の国際交流サロンが開催されました。同協会の日本語講座に参加している中国、メキシコ、フランスなど、いろいろな国からの外国出身者13人を含め、協会会員や一般市民の方など31人が参加して韓国料理に挑戦しました。

　この日の講師は日本語講座に通う朴海英さん。メニューは、日本人にもお馴染みのビビンバ（ナムルごはん）と大根スープです。参加者は、調理室の三つの調理台に分れて、用意された材料をみんなで手分けして指示どおりに調理していきます。講師の朴さんが、上手な日本語で実演しながら分りやすく作り方を説明してくださいました。

　日本語講座に通う3人の外国人男性と、サロンの料理教室に初めて参加したという日本人男性1人も加わって楽しい雰囲気になりました。男性の参加者もご家庭で料理をなさるらしく、結構慣れた手つきで包丁をさばき、楽しそうに周りの皆さんに溶け込んでいらっしゃいました。

　今回は国際色豊かで、日本語があまり得意でない外国からの方々には、周りの主婦たちが慣れない英語やジェスチャーで料理や素材の説明。あちこちで笑い声が上がり、和やかな雰囲気で料理も進みました。ナムルの材料が全部調理されたあと、器にごはんを盛り用意した何種類かのナムルをきれいに並べ、目玉焼きをトッピングして完成です。牛肉入りの大根スープと、朴さんが家で手作りしてきてくださった韓国の甘酒―シッケも合わせて、みんなで試食しました。

　国際交流サロンは、日本と外国の文化をお互いに知り合うことで相互の理解を深め、市内にお住まいの外国出身者を含めた市民の交流を広げることを目的に毎月一回開催しています。11月の国際交流サロンは、「布で作るクリスマスツリー」です。今年は手作りのクリスマスツリーをご一緒に作ってみませんか。講師は国際交流協会顧問の佐藤元子さん。11月17日（水曜日）午前10時から文化会館で行います。申し込みは文化会館（電話：04-7158-3462）へ。