ぐるっと流山 ユニセフ平和教室

ページ番号6982 更新日 平成22年10月12日

ユニセフ平和教室を市内小学校で実施 平和について考えるきっかけに

講師のユニセフ協会学校事業部の浅見有希子さん

 10月4日、西深井小学校と小山小学校の5年生・6年生が、それぞれの学校で開催された「ユニセフ平和教室」に参加しました。この催しは、平和都市宣言を行っている流山市の平和施策事業の一環で、今年で3年目の開催となります。次代を担う子どもたちに、ユニセフの活動紹介や体験学習を通じて、世界の子どもたちの現状を知り、平和について考える機会を持ってもらうことを目的としています。


生徒各自が体験します

 講演と体験学習の前にまず「ユニセフと地球のともだち」と題したDVDを視聴しました。1時間以上かけて水汲みをするのが日課の子どもや、汚れた水を飲むことで下痢になり脱水症状を起こして亡くなる子ども、そして学校に行けず仕事をする子どもなどが世界にはたくさんいることと、それらに対するユニセフの支援活動が紹介されました。


蚊帳

 その後の体験学習では、DVDで紹介されたことがどれだけ大変であるかを身を持って感じてもらうために、約15キログラムもの重さがあるネパールの水がめを実際に運んだり、下痢で亡くなる子どもたちを救うための命の水づくり「経口補水療法」やマラリアから身を守る「蚊帳」を体験したりしました。


平和について考えるきっかけに

 終戦後の日本でも栄養失調や病気に苦しむ子どもたちに、ユニセフの支援が行われていました。しかし、世界では今も、5歳以下の子どもたちが4秒に1人の割合で亡くなっている現状があります。今回の平和教室を通して、普段当たり前に感じている自分たちの生活と、世界の子どもたちが置かれている現状とのギャップを学び、平和な世界にするために自分たちが何ができるのかを考える機会になったようです。


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