ぐるっと流山 親子で楽しむ炭焼き体験

ページ番号6974 更新日 平成22年10月15日

親子で炭焼きに挑戦  ~オイル缶で竹炭づくり~

親子炭焼き体験の写真

 10月11日(祝日)、流山高校で「親子で楽しむ炭焼き体験教室」が行われ10組の親子がオイル缶窯で竹炭を作り、バーベキューを楽しみました。県立流山高校(大橋幸男校長)の高校開放講座の一環として開催されたもので、同校の前校長の渡部寛仁さんが県立松戸六実高校の教諭時代に、地域の大人と一緒に開催した炭焼き講座から誕生したものです。


オイル缶の中に竹を並べる様子の写真

 オイル缶窯は、オイル缶に、穴を開けたトタン板をふたとしてをかぶせ、煙突用パイプを取り付けた手づくり。材料となる竹は、市内在住の中山かつ江さんから提供されたものを使用しています。竹を縦に割るのですが、お子さんたちは「ぼくが割りたい」、「私にもやらせて」とご家族で大騒ぎ。慣れない手付きでなたやノコギリを使い楽しんでいました。割られた竹は、穴に埋められたオイル缶に立てて入れられ、その上で火を燃やします。


地中に埋めた缶の上で火を燃やす様子の写真

 穴からアルミ缶を掘り起こし、手袋をした子どもたちが慎重に蓋を開けると、真っ黒くなった竹炭が完成。竹炭同士をぶつけるとパリンというガラスのような高い音がしました。参加した皆さんは、出来上がった竹炭をお土産に、バーベキューを楽しんで秋の1日を満喫していました。


出来上がった竹炭の写真

 竹炭は、脱臭効果や防虫効果などがあり、水道水の浄化のほか、ご飯はおいしくふっくらと、天ぷらはカラッと揚げる効果があるなどといわれています。受講生からは、「なかなか親子で竹を切り、火を扱うなどという体験をする機会がなく、初めてのことばかりでした。子どもはもちろん親もとても楽しく勉強となりました」などの感想が多く寄せられ好評のうちに終了しました。


子どもたちも興味津津の様子の写真

 また、このほかにも流山高校では、地域住民を対象にボクシング教室を開催しています。なお、同高校では、11月3日(土曜日)午前9時から文化祭が行われ、農産物や食品加工品、シクラメンの販売、公園設計の展示などが行われます。お問い合わせは流山高校(電話:04-7153-3161)へ。


子どもたちがライターで火をつける様子の写真

 また、公民館では、同校との協働で毎月第3日曜日の「家庭の日」事業として「親子で楽しむ体験講座」を11月21日(日曜日)午前9時から開催します。親子が触れ合う機会づくりとして収穫の秋に合わせ、地産地消をテーマにした親子で楽しむ体験講座です。講座では、秋空の下、親子が釜炊きの栗ご飯、キノコ汁や焼きイモづくりなど野外炊さんを体験します。申し込みは、11月13日までに電話で文化会館(電話:04-7158-3462)へ。


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