ぐるっと流山 南部中出身・梨本真輝君がユース五輪で銀メダル

ページ番号6965 更新日 平成22年10月18日

ユース五輪・陸上100メートルで銀メダル 南部中出身の梨本真輝君

鈴木教育長とツーショットの写真

 8月14日から26日にシンガポールで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)新設の「第1回ユース五輪夏季大会」で、南部中出身の梨本真輝君(市立船橋高2年)が、男子100メートルで銀メダルに輝きました。タイムは自己新記録の10秒51です。ユース五輪は五輪同様、夏冬ともに4年に1度開かれるもので、今回が1回目。205か国・地域から参加した14歳から18歳の選手約3,500人が参加しました。


梨本真輝君の写真

 梨本君は中学時代から活躍していて、中学校全国体育大会1位や、県中学総体陸上の100メートルでは10秒67の中学生新記録を出しています。ユース五輪での活躍を受け、市では、文化・スポーツなどで優秀な成績を収めた市民などに送る奨励金「流山市文化・スポーツ等振興奨励金」を交付しました。 


すごい記録に市長もうれしそうな表情の写真

 10月18日に、梨本君は教育長と市長それぞれに挨拶へ訪れました。梨本君は15日から17日まで名古屋市で行われた日本ジュニア・ユース陸上競技選手権大会に参加し、100メートルで準優勝、200メートルでは大会タイ記録で優勝と大活躍。大きなお土産を持っての訪問となりました。


井崎市長とツーショットの写真

 身長は165センチと、短距離走の選手としては小柄な体格。「大きい選手には大きい選手ならではの弱点がある。結局は自分のがんばり」とさらり。世界で活躍する梨本君ですが、千葉国体の陸上100メートルではまさかの準決勝敗退。「見えないプレッシャーに負けてしまった」と振り返ります。勝てるレースを落としてしまうことがあり、そういう時にまだまだ「勝負強さが足らない」と感じるそうです。レース早くからスピードに乗って逃げ切るタイプの梨本君の今後の課題は「後半」で、特に技術面に現在は力を入れているそうです。 


インタビューを受けている写真

 現在の目標は来年のインターハイで優勝すること。親や先生、トレーナー、応援してくれる友だちなど多くの人に支えられていると、いつも実感するという梨本君。「インターハイで優勝することで支えになってくれる人たちに恩返しがしたい」と熱く語ります。高い目標に向かって走り続けるアスリートですが、普段は普通の高校生。甘いものが好きで、部活帰りにコンビニでチョコレートやパンなどを買って帰ることもしばしばと言います。また、今は松戸市在住ですが、流山の友だちと遊ぶのが息抜きになるそうです。住まいは松戸でも気持ちは流山市民という梨本君。今後の活躍にますます期待です。 


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