ぐるっと流山 神明堀通水式

ページ番号6962 更新日 平成22年10月21日

神明堀へ江戸川の水を通水 アオコや臭いの発生を防止

神明堀浄化用通水式の写真

 10月18日、江戸川から神明堀への通水開始を記念し、神明堀浄化用水通水式を行い、石原副市長や地元自治会長などが出席しました。近年の公共下水道の整備により、水量が減少しアオコや臭気が発生していた神明堀。川沿いだけでなく、下流の坂川への影響も懸念されていましたが、浄化用水を通水することによりこれらの改善が期待されます。


流山揚水機場の写真

 市では、TX沿線の区画整理に伴い不用となった流山揚水機場を活用し、江戸川から汲み上げた水を神明堀へと通水することにしました。施設の改善工事を6月末に終え、9月10日には、江戸川河川事務所、松戸市、流山市の3者により、導水に関する確認書を締結しました。


神明掘の写真

 浄化用水の通水は、原則として通年、午前9時から午後5時までとし、毎秒0.27立方メートルを予定しています。江戸川は東京都民や千葉県民などの大事な飲料水などとして使用されているため、江戸川の水位や水量を見ながらの通水となります。


関係者が出席している様子の写真

 BOD(水中の有機物が好気性微生物により分解されるときに消費される酸素の量)の数値が、1リットルあたり10ミリグラム以上になると臭気を発生するといわれていますが、神明堀では現在1リットルあたり8ミリグラム以上と高い状態にあります。今後は、魚が生息するといわれる数値1リットルあたり5ミリグラム以下を目標に通水します。


施設内を見学の様子の写真

 なお、現在進めている準用河川神明堀河道改修工事、新東谷調整池整備工事などの南流山地域の浸水対策事業についても、平成22年度末の完成に向けて工事を進めていて、これにより同地域の治水安全度が大きく向上するものと考えています。


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