ぐるっと流山 さくらんぼくらぶと中学生職業体験

ページ番号6946 更新日 平成22年11月19日

初めて触れる赤ちゃんにどぎまぎ  中学生の職場体験学習

さくらんぼくらぶ

 11月18日、双子ちゃん三つ子ちゃんとその親たちが集う場「さくらんぼくらぶ」が、文化会館で開催されました。開催時間の10時半近くになると、赤ちゃんを両手に抱っこしたり、幼い子どもをバギーに乗せたりしたママたちが続々と集まってきました。いつもは机の並んだ会議室ですが、この日は机を片付け装飾をして、フラットな保育室に早変わり。ひだまりルームでは入りきらないため、毎回、かわいい部屋を手作りしています。


職業体験中の中学生

 前日までの冷たい雨も上がり、さわやかな秋晴れになったこの日は、10組30人の親子が集まりました。2回目以降の参加の親子も多く、和気あいあいとした雰囲気でした。今回は、職場体験学習として、常盤松中学校2年生の3人がさくらんぼくらぶに参加しました。


しだいに打ち解けて

 最初は緊張気味の生徒も、子どもたちと一緒におもちゃで遊んだりしているうちに、リラックスし、本を読んであげたり、おままごとをしたり、子どもたちに優しく話しかけていました。いつもは保育室では物足りなく、廊下まで走り回る子どももいますが、今回はママパパよりの年の近い「お兄ちゃん」とプラレールを作って電車を走らせるなど、夢中になって遊んでいました。


赤ちゃんには不慣れ

 職場体験してくれた常盤松中学2年の恩田さん、安田さん、人見さんは、赤ちゃんと初めて接したそうです。始めは赤ちゃんとの接し方が分からなかったそうですが、時間が経つにつれ慣れてきて、一緒に遊ぶ楽しさが分かったそうです。生後5か月の赤ちゃんを抱っこした安田さんは「お米みたい・・・」とぽつり。初々しい感想に、保育ボランティアのメンバーたちは和まされました。


常盤松中・安田さん

 みんなでおもちゃをお片付けした後、絵本の読み聞かせタイムとなりました。絵本を読むのはは中学生。1歳、2歳の子どもたちは、読んでもらう気満々で、輪になって待っています。まずは安田さんによる「ぶーぶーぶー」の絵本。「赤い自動車ぶーぶーぶー」と読むと、身を乗り出して聞いていた子どもたちも声を揃えて「ぶーぶーぶー!」。本を読む安田さんも思わずニコニコ顔になりました。


慣れない実演に笑いも

 次は恩田さんが「どんぐりどんぐり」の絵本を読み始めると、子どもたちが「み~つけた」と前に出てきて本を指差しすると、後の子に「みえなーい」と言われ、会場は笑いに包まれました。


絵本にくぎづけ

 人見さんは「おばけがぞろぞろ」を、そして最後は中学生3人で「やさいのおなか」の話を読み、「これなーんだ」とみんなに問いかけると、ママたちからも答えが返ってきて、親子一緒に楽しみました。会の終わりには、今回手伝ってくれた中学生に、ママと子どもたちからあったかい拍手が贈られました。


次回は12月18日

 次回のさくらんぼくらぶは12月18日(土曜日)、午前10時30分から文化会館で開催します。問い合わせは文化会館(電話:04-7158-3462)まで。


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