ぐるっと流山 「こころの架け橋」展

ページ番号6944 更新日 平成22年11月22日

 生涯学習センターで「こころの架け橋」展  書道と絵画のコラボレーション展示

山本さんと遠藤さん

 書道と絵画を合わせて展示する企画、「こころの架け橋」の第2弾が生涯学習センターで開催されています。今回の出展者は、市内在住の2人の女性です。これは、「森のまちを愛する会実行委員会」代表・神田さんが企画したものです。


人柄のにじむ作品

 通常、市展で美術家協会賞を受賞した作品は、市役所ギャラリーに1か月間展示され、皆さんにご覧いただけるのですが、この時美術家協会賞を受賞した山本ちよさんの作品はちょうど千葉県展に出展中で市役所には展示できませんでした。それを知った神田さんは、「素晴らしい作品が市民にお披露目できないのはもったいない」との思いから、山本さんの絵画と、書家・遠藤清少先生の書とのコラボを企画し、開催に至りました。


コラボ展は2回目

 書道の遠藤清少先生は、夫である故・清峻先生の書に表具を施し、夫妻の合作を展示しました。斬新な発想と温かみのある作品は、日本文化の良さを見る人に伝えてくれます。お人柄でしょうか、自由でやわらかく様々な表情をもつ書の前には、多くの人が足を止めていました。


生涯学習センター・ギャラリー

 絵画の山本ちよさんは、退職後、坂本直氏に師事して2年目に、水彩画の作品を油絵で描いた作品が流山市美術家協会賞を受賞されるという素晴らしい才能の持ち主。水彩画のやさしい感覚も多くの人を惹きつけていましたが、一段と強く訴えかけてくる油絵はさらに人気があり、多くの来場者が見入っていました。


足を止める来場者

 遠藤さんも山本さんも楽しんで作品作りに臨んでいるのが、展示された作品から伝わってきます。企画した神田さんは、「流山を愛し、流山を誇りに思う。人との絆と輪を大切にした『こころの架け橋』は、初回の関谷さんの絵画展から今回で2回目。心を込めて描かれた絵と書の世界に触れていただき、心豊かにあったかな気持ちを持ち帰っていただければ嬉しい」と話していました。


11月23日まで開催

 この展覧会は、11月23日(祝日)午後4時まで、生涯学習センターギャラリーで開催しています。ぜひ一度足を運んでみてください。趣向をこらした展示会場では、楽しい小部屋に迷い込んだような感覚を持たれるかもしれません。


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