ぐるっと流山 流山フィルリハーサル

ページ番号6943 更新日 平成22年11月24日

定期演奏会前のリハーサル 市民オーケストラ・流山フィルハーモニー

流山フィルハーモニー交響楽団

 12月26日(日曜日)、流山フィルハーモニー交響楽団の第40回定期演奏会が文化会館で開催されます。団員はそれぞれ仕事をしながら、週1回、日曜の練習に参加しています。現在は、来月の演奏会を前にリハーサルに励んでいる真っ最中で、11月21日にも小山小学校でリハーサルが行われました。(写真の指揮者は練習指導の福嶋修平さん)

 流山フィルには夫婦で参加している方も数組います。50代の須田久仁彦・百合子さん夫妻もその一組で、入団したのは今から14年前。3人の子どものうち、一番下の子どもが小学校に上がったことをきっかけに、百合子さんが久仁彦さんを誘うかたちで入団しました。もともと地方都市の市民オーケストラで出会った二人ですが、仕事や子育てが忙しく「四半世紀ほどオーケストラから離れていた」(久仁彦さん)そうです。一緒に入団した二人ですが、久仁彦さんは仕事の関係で、4年ほど単身赴任をしていたので、フィル歴は百合子さんの方が若干先輩です。


熱心な練習風景

 演奏会の打ち上げなどに、子どもを連れて参加することも多く、両親の影響を受けてか、上の子ども二人も音楽に携わっているそうです。一番上の娘さんは流山フィルにも入り、昨年の第38回定期演奏会では、親子3人で舞台に立つという素晴らしいことがありました。現在は結婚し、都内で暮らしているので休団中ですが、ちょうど結婚前の時期に、父母娘での共演はいい思い出になったようで、ご夫妻は目を細めながら話してくれました。


皆さん仕事を持ちながらの参加

 久仁彦さんは趣味であるオーケストラを楽しんでいて、長いブランクがあったことを「もっと早く再開すればよかった」と悔やんでいるそうです。「オーケストラは長く楽しめるもの。もし以前やっていたけど、今は休んでいる方がいたら、なるべく早く復帰してほしい」と呼びかけました。また、ブランクがあると指の使い方などを体が忘れてしまうそうですが、流山フィルではそういう方も大歓迎で「興味があれば、気にせず声をかけてほしい」と加えました。


定期公演は12月26日

 第40回定期演奏会では、ドラマ「のだめカンタービレ」に登場した名曲、ベートーヴェンの交響曲第七番と、ショパンのピアノ協奏曲第一番を演奏します。指揮者はプロオケの指揮研究員で、将来を嘱望される若手・佐々木新平さんで、ピアニストは流山市出身で流山市音楽家協会に所属する桑山麻理子さんです。市民オーケストラの中には、演奏会に乳幼児の入場をお断りしている団体も少なくありませんが、流山フィルでは乳幼児を連れての来場も歓迎しているので、どうぞご家族でご参加ください。


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