ぐるっと流山 文化祭お茶会

ページ番号6940 更新日 平成22年11月24日

公民館でのお茶会に250人が参加 流山市文化祭は11月28日まで

文化祭のお茶会

 11月21日、初石公民館で流山市茶道親和会のお茶会が行われました。これは、10月10日から11月28日まで開催の、第56回流山市文化祭の催しのひとつです。お茶券は事前販売制ですが、当日も受け付けていて、約250人の方がお茶を楽しみました。


立礼の様子

 茶券一枚で、畳の上でお茶を飲む「和室」と、椅子に座ってお茶を飲む「立礼(りゅうれい)」に参加できます。それぞれ一回30分前後で、一度に20人から30人ほどが入室してお茶をいただきます。和室席と立礼席それぞれにその場をもつ席主がいて、そこで使われている茶器などは全て席主の私物です。道具は、その時の季節感が感じられるものを、席主のセンスで選んでいます。


茶道親和会の催し

 立礼では、お茶を入れる「東(とう)」と呼ばれる亭主を中心に、お客が順に座っていきます。お茶が出される順に「正客」「次客」「三客」…と呼ぶそうです。まずはお菓子が出されます。この日のお菓子は深山路という小豆の和菓子で、ほどよい甘さが口中にふんわりと広がるのが印象的でした。お菓子を食べ終わった後に、お茶が出ます。一般的にはお菓子とお茶を一緒にとりますが、茶道ではお菓子を先に食べ、その甘みが口の中に残っているうちに、お茶を飲み、お菓子の甘みとお茶の苦みを融合するのを楽しむそうです。


この日のお菓子

 和室席も流れは基本的に同じです。立礼は、外国の人をもてなす際に考案された作法ですが、足のわるい方でもお茶を楽しめるので、現在では広く行われています。


和室でも開催

 ご年配の参加者が多い中、一際目立つ高校生の団体がいたので話を聞いてみたところ、茶道親和会の代表・並木幸仙さん(茶名)が外部講師を務める芝浦工業大学付属柏高校茶道部の皆さんでした。茶道の魅力について尋ねると「ひとつひとつの所作に意味があり、気持ちがこめられている」、「お点前を一通り学んでも、やればやるほど難しさを感じる。奥が深い」などの答えが返ってきました。


文化祭は28日まで

 第56回流山市文化祭は11月28日まで行われています。28日にはコーラスが文化会館で行われます。流山市文化祭についての問い合わせは文化祭実行委員会事務局(電話:04-7150-6106)までどうぞ。


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