ぐるっと流山　笑って健康!お笑い大行進4

健康のためには笑いが一番！お笑い大行進　有名芸人が毎月流山にやってくる

　8月から毎月開かれ4回目となる「笑って健康！お笑い大行進！」は11月22日、いい夫婦の日に流山市生涯学習センターで開催され、ご夫婦で、お友達同士で、ご家族でと多くの方が来場されました。幕開けとともに金ぴかのスーツで現れた結城たかしさんはギター片手に司会進行です。まずは、このお笑いの仕掛け人、笑いと健康学会会長の澤田隆治さんの挨拶から始まりました。

　健康のためにいいことは「笑いが一番！と思い"笑いと健康学会"を立ち上げた」という澤田隆治さん。様々な研究を行ってきた事例として認知症の患者に繰り返しビデオを見せた効果などを説明。「何はともあれ大いに笑ってください、声を出して、身体をゆすって笑ってください。そして面白くなくても笑って下さい」と会場の笑いを誘っていました。来年元旦には、NHKBS2で懐かしいお笑いを長時間放送するそうです。

　司会進行の結城たかしさんはこぶしのきいた歌であした順子さんを紹介。70代のアイドル、飯田蝶子に似ているあした順子ですと登場すると会場からは笑いの拍手がおこりました。得意の日本舞踊などを披露しながらのあした順子さんは年齢を感じさせないお笑いでお客様は大喜び。次は若手のキラーコンテンツが登場。こちらは若さが売りの身体を張った漫才で笑いをさそっていました。

　さらに、コンビを組んで28年というベテランのホームランのお二人が登場。テレビやラジオ、映画、CM、舞台出演など様々な場で活躍しているホームランのお二人は、相方がてんぷくトリオの南伸介さんを師匠としていた芸名「たにし」さん。テンポのいい話と歌舞伎をまねた演技に会場は大爆笑となり、涙をこらえながら聞いているお客様の姿も多くありました。

　1部の最後は、夫婦漫才の大空遊平・かほりのお二人。「ホームレスは家の無い人、ファミレスは家族の無い人」など今流行りの省略する言葉や、早口言葉のように息もつかずにしゃべるかほりさんと、話すと何故か会場に緊張ムードを作ってしまう遊平さんの夫婦ならではの掛け合い漫才は、いい夫婦の日に、いい笑いをプレゼントしてくれました。

　第2部は司会進行役の結城たかしさんによるギター漫才。自慢ののどを思う存分披露しました。「いい声だね～」と自画自賛。今年の異常気象と中国との関係を題材に、猛暑の話から「"熱中症"ならぬ"日中症"に注意」というと会場のお客様は手を叩いて「うまい！」と大笑い。 またコンビを組んで11年目の宮田陽・昇のお二人は漫才新人大賞を受賞された実力派。リズムある話のなか、南アフリカ大陸の53か国の名をすべて言い終えると、会場からは拍手喝さいを浴びていました。

　とりを飾ったのは、昭和40年から45年コンビを組んできた漫才協会副会長コンビ・おぼん・こぼんのおふたりです。歌と軽快なタップダンスで登場した二人は、お揃いの鮮やかな赤のジャケットでリズム感のあるテンポのよい漫才を笑顔で繰り広げてくれました。おぼんさんが「趣味が結婚、特技が離婚」というと会場は大笑い。また得意の歌を披露。楽しい歌を悲しく、切ない歌を楽しく歌うとこんな感じ、とあまりにリアルに歌う姿に笑いが止まりません。

　笑いと健康学会と社団法人漫才協会が全面協力して開催されているこのお笑いイベント。最後に出演者全員がステージに登場。澤田隆治さんが次回の案内と来年の新春お笑いのPRをすると、会場からは大きな期待の拍手が起こりました。

　次回は12月14日（火曜日）青空球児・好児、青空一歩・三歩、新山ひでや・やすこ・大瀬ゆめじ・うたじ、ホンキートンク、ざっくばらん、ニックス、立川らく朝の豪華メンバーが集まります。チケット2,000円は生涯学習センターでお求めください。予約も受けています。また新春には「初笑い　笑って健康！お笑い大行進」が1月4日（火曜日）5日（水曜日）の2日連続で開催されます。漫才界の実力派ばかりが流山に集結します。1年の締めを、そして新しい年を笑いでスタートしてください。問い合わせは流山市生涯学習センター（電話：04-7150-7474）へ。