ぐるっと流山 第271回サロンコンサート

ページ番号6932 更新日 平成22年11月26日

「バロック~バロック音楽の楽しみ~」

青木佑衣さんの写真

 11月26日、市役所1階ロビーで、流山市音楽家協会による月末恒例のサロンコンサートが開かれました。今回のテーマは「バロック~バロック音楽の楽しみ~」で、ヴィヴァルディやJ.S.バッハなどバロック時代の曲が演奏されました。出演は菱沼あけみさん(メゾソプラノ)、脇野真樹(ヴァイオリン)、橘秀樹(オーボエ)、青木佑衣(チェンバロ)、福島典子(司会)です。


橘秀樹さんの写真

 バロック音楽は、1600年ごろから1750年ごろまでの音楽を指します。語源はポルトガル語で「不揃いな真珠たち」を意味する「barocco」。バロック以前の均整のとれたルネサンスに対して、多様な様式の混ざり合ったバロックは当初受け入れられなかったそうですが、19世紀に入ってから再評価が進みました。


菱沼あけみさんの写真

 最初に演奏されたヴィヴァルディの「四季」第4番は、NHKみんなの歌で放送され、学校でも歌われています。J.S.バッハの、カトリックのミサで演奏されるミサ曲の、独唱とヴァイオリンによる第5曲「わたしたちはあなたを賛美します」や、独唱とオーボエによる第9曲「父の右に座っておられるあなたよ」などを演奏しました。


会場は黒山の人だかりの様子の写真

 ドイツの作曲家・クヴァンツのトリオソナタ第1・第2楽章は、明るくさわやかな曲でした。クヴァンツは18世紀の売れっ子作曲家でしたが、同時にフルートとオーボエの奏者でもあり、フリードリヒ大王のフルートの教師としても有名です。フルートとオーボエを知り尽くしたクヴァンツによる曲に、聴衆は聞き入りました。


最後は全員で演奏を披露する様子の写真

 次回のサロンコンサートは12月24日(金曜日)です。テーマは「アヴェマリア」で、出演は伊津野志保さん(ソプラノ)、小高根眞理子さん(ヴァイオリン)、小池裕子さん(ピアノ)、仲秋由佳さん(司会)です。また、12月4日(土曜日)には、文化会館の子育てサロンコンサートに流山市音楽家協会が出演します。どちらも入場無料ですので、お気軽にご参加ください。

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