ぐるっと流山 「誇れるまち流山かるた」完成

ページ番号6927 更新日 平成22年12月1日

JCの「誇れるまち流山かるた」が完成 小学生の3,621作品からの選出作をお披露目

46人を表彰

 流山青年会議所(JC)が「まちづくり事業」の一環として行なう、小学生の「誇れるまち流山かるた」が完成しました。このまちづくり事業は、流山青年会議所が毎年行なっているもので、今年は市内全小学生を対象に、「あ」から「ん」までの46文字の読み札と絵札を募集したところ、3,621通の応募があり、この中から審査により46作品が選ばれました。


カラフルな絵札も児童作

 11月27日には、流山福祉会館で完成したかるたのお披露目と表彰式が行われました。お披露目では、スライドに各作品とエピソードが紹介され、それぞれの小学生が発表しました。八木北小学校3年・市原一輝くんの作品「夢中でひろう 法栄寺の 節分会」は、節分にたくさんの人で賑わう法栄寺を描いたもの。いつも遠くで見ているだけでなかなか近づけないと一輝くんは笑います。ずっと地元に住むお母さんが、子どものころから親しんできたという、秋のいちょうや節分など、法栄寺の四季折々を思い浮かべながら、親子2代で考えた作品だそうです。


エピソード発表する児童

 昨年亡くなられたおじいちゃんへの思いを書いたという、西初石小学校3年・宮越すみれさんの作品「手を合わせ 風の声聞く 浄信寺」。おじいちゃん子だったすみれさんは、おじいちゃんが亡くなられてから、毎日の仏壇へのお膳とお経を欠かさないそうです。小さいころから、おじいちゃんとおばあちゃんによく面倒を見てもらっていたそうですが、おじいちゃんの晩年には逆に一緒にお風呂に入って体を洗ってあげたりと色々とお世話をしていました。すみれさんは「大好きなおじいちゃんへの思いがかるたになって嬉しい」と話してくれました。


表彰の46作品

 このほかにも、流鉄の電車が大好きという向小金小学校1年・齋藤麻梨子さんの「流鉄に 乗って楽しむ 桜道」や、お正月に七福神巡りをしたときのことを作品にした新川小学校4年・水上舞音さんの「みんなに 幸せをあたえる 流山七福神」、西初石小学校1年・小川知紗さんの「空走る 未来につづく つくばエクスプレス」、向小金小学校6年・小池薫乃さんの「江戸末期 近藤勇が 陣をはる」など、地域の題材を取り上げたものから、歴史や時事などを取り上げたものまで、様々な作品がそろいました。


エキシビションにはかるたマンも参戦

 エキシビションのかるた大会では、8つの組に分かれてゲームを行ないました。自分たちの作品が現物のかるたになったのはやはり皆さん嬉しい様子。一しきりゲームが進むと、音楽に合わせて突然3人の「かるたマン」が登場。体にかるたの絵札を貼り付けたレッド・グリーン・イエローのかるたマンたちは子どもたちにも人気。8つの組をそれぞれ回り、楽しい時間を過ごしました。


鈴木道貴委員長

 同会議所の誇れるまち流山委員会・鈴木道貴委員長は「まちづくり事業は、人づくり事業。子どもたちが流山を誇れ、故郷として感じてもらえることがまちを活性化する根幹になるとの思いで企画しました。今この時代を反映した子どもたちの目線でのかるたを作ることで、子どもたちに自分のまち・地域の魅力を再認識してもらい、さらにそれぞれの地域での名所など知らなかった流山市をほかの子どもたちに知ってもらいたいですね。また、かるたはコミュニケーションをとれるのも良いところ。親子で、友だちでと、かるたを通じてコミュニケーションが広がってくれるといいですね」と話してくださいました。このかるたは、市内全児童に配布されるほか、今後の活用方法を検討しているということです。


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