ぐるっと流山 情報紙編集講座

ページ番号6923 更新日 平成22年12月6日

~みんなでつくろう情報紙~  受講者作成の情報紙が3月に発行予定

講座の様子の写真

 11月18日・25日の全2回構成で、情報紙編集講座が開催されました。国立女性教育会館客員研究員の西山恵美子さんを講師に招き、1回目「男女共同参画を理解しよう」、2回目は「情報紙づくりの極意~企画する・立案する・構成する 情報紙をつくろう!~」と題しての開講です。第1回の講座で西山さんは、「情報とは、流れては消えを繰り返すもの。受け手に蓄積されなければすぐに忘れられてしまう。今、紙媒体ではフリーペーパーなどの情報紙が全盛で、新聞や雑誌は低迷している。読者の興味を引く工夫をした上で情報紙を作ることが重要」と話されました。


講座の様子の写真2
講座の様子の写真2

 西山さんは、「男女共同参画という言葉は難しいけれど、その内容は生活そのもの。1人ひとりが個性と能力を十分に発揮でき、多様なライフスタイルの老若男女の暮らしや生き方が尊重されるよう家庭・職業・地域活動のバランスのとれた社会である」と説明したうえで、「女性問題」の話を挙げました。その中で、現代社会の特徴である家族形態や生活様式の変化が原因で、様々な問題(老々介護や孤独死、ドメスティック・バイオレンスや児童虐待など)が生まれていることに触れ、安心して暮らせる条件の整備は何かなど問題点を解説しました。


講座の様子の写真3

 2回目の講座では、情報紙発行の極意として「目的の設定が重要」であること、また自治体が発行する情報紙の企画のポイントとして「社会性・地域性・公共性・広報性が必要」「見てもらう・手にとってもらう・関心を持ってもらうためには、情報性・共感性・楽しさ・意外性・参加性が大事」など、様々な手法を紹介されました。ほかにも、良い企画を生み出すための討議手法として「ブレーン・ストーミング」を紹介し、自由な発想で討議し、どのような意見も大切に扱うことが大切であることなどを説明くださいました。説明の後、それを念頭に参加者が実際に自由に意見を出し合いました。


昨年度までに作成した「結」の写真

 また、レイアウトや見出しの工夫について、個人情報とプライバシーの保護やデータなどの出典を明らかにすることが必要なことなども解説していただきました。今後、今回参加された受講者の方達が、これから何回か編集会議や取材をして実際に情報紙を作成します。この情報紙は平成23年3月に発行予定です(写真は昨年度までに作成した情報紙)。


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